伊藤誠樹君・高橋英大君のプレゼンテーション原稿 より
飛行機内とNASA
高橋 君
 ヒューストン空港に向かう飛行機内では,特にこれと言ったこともなく,約15時間も飛行機に乗っていました。機内では,前座席の後ろの部分にディスプレイがあり,映画やドラマ・ゲームに音楽といったものが入っていて,ヒュース
トンまで行く間は映画を見ていました。フライト中は何度か機内食が出てきたり,飲み物が配られたりしました。機内では,日本語を話せる乗客員もいましたが,基本的には英語で話すことが普通でした。また,フライト中はあまり寝ることもできず,ヒューストンに着いた後で時差ボケになりました。
 ヒューストンでは,まず一泊して,次の日にNASAのロケット格納庫とスペースセンターを見学しました。ロケット格納庫の外には実物大と思われるロケットが置かれていました。そして,格納庫の中には,外にあったロケットよりもかなり大きいロケットが置かれていました。そのロケットは実際に使用されたというので,正直驚きました。また,格納庫の横の壁には過去に打ち上げられたロケットのことなどが英語で書かれていました。
 スペースセンターでは,入場する前に,荷物検査を行ないました。そして,中に入り,最初に以前撮られた打ち上げ時の映像を見ました。映像は古かったのですが,それなりの雰囲気を感じましたし,貴重な場面も見られたのでとてもよかったです。そして,映像が終わると奥のドアが開き,その奥にはロケットの歴史や,月に最初に行ったアポロ13号のことなどが展示されていました。中には,実際の大きさのスペースシャトル内部が見られる展示もあり,魅入ってしまいました。
 次にスペースシャトルのコックピットの構造が分かる建造物が展示されてあり,かなり狭いということが分かりました。最後にギフトショップでいろいろと買い物をしてスペースセンターを後にしました。
ロケット格納庫内に実際に使用されたロケットです。  
ロケット格納庫内の実際に使用されたロケットです。   操縦席内
 
ホットスプリングス市でのホームステイについて
伊藤 君
 ホットスプリングスという名前は日本語で「温泉」という意味で,その名の通り市街地には温泉に入ることができる施設がいくつもありました。また,外には温泉が湧き出ており,それが噴水のように吹き出ていて,いたるところに温泉専用のマンホールがたくさん並んでいました。
 ホットスプリングス市の方々は,私たちのために歓迎会を開いて下さり,たくさんの人たちから温かく歓迎していただきました。その時に初めてホストファミリーのハリソン家一家と対面しました。
 歓迎会では,様々な料理が振舞われ,とてもにぎやかでした。振舞われた料理はとてもボリュームがありました。また,たくさんの生徒たちとダンスを踊ったりして,とても楽しい歓迎会でした。
 スライドは書道のデモンストレーションの様子です。向こうの方々の名前を漢字で書いてあげました。漢字にはとても興味を示すことが分かりました。
ホットスプリングス市内   温泉が湧き出ています!
ホットスプリングス市内   温泉が湧き出ています!

到着後の歓迎会   羽根佐(バネッサ)佐イ門(サイモン)。。。        彼は何と書くのでしょう!?
到着後の歓迎会。   羽根佐(バネッサ)佐イ門(サイモン)。。。
彼は何と書くのでしょう!?
 
高橋 君
 ホームステイ先のハリソン家の家族構成は,父のマイケルさん,母のミッチェルさん,ホストスチューデントのクリス君14歳と姉のローレンさん16歳です。私たちは4日間宿泊させていただきました。
 ハリソン家の家族はとても温かく歓迎してくれました。お父さんのマイケルさんはカモやシカなどを獲る猟師の仕事をしており,お母さんのミッチェルさんは建築デザイナーで,とても裕福に思えるような家庭でした。
 ホ一ムステイ期間中は一緒に映画を見たり,ボーリングをしたり等たくさん遊ぶことができ,ホストファミリーとうまく溶け込むことができました。
 また,紙風船やインスタントの味噌汁・駄菓子などをプレゼントしたところ,とても興味を持ち,アメリカでは見たことのないおもちゃなどに関心を持っていて夢中になっていました。海外で暮らす方々に日本からのお土産を持参するときには,けん玉や独楽・箸など,アメリカでは珍しいものをあげるととても喜んでくれます。
花巻東高校を紹介しています。 もちろんENGLISHです(!?)   日本のおもちゃや駄菓子を持っていきました。     みなさん興味津津です☆
花巻東高校を紹介しています。
もちろんENGLISHです(!?)
  日本のおもちゃや駄菓子を持っていきました。
みなさん興味津津です☆
 
伊藤 君
 ところでみなさん,アメリカの食文化はハンバーガーやポテトなど高カロリーな物や,食べる量が多くて食べ切れないなどと思っているかもしれませんが,実際想像していたものとはかけ離れたものでした。
 今回のホストファミリーもそうだったのですが,日本のように一日3食きっちり食べるというようなことは全くなく,軽く食べる程度で時には1食抜くこともありました。実際に僕も夕食がピザを一切れということもありました。このようなこともあったため,出発した時の体重と帰ってきた時の体重が2キロも減ってしまい,親からは「げっそりしたな」と言われました。
 お風呂も日本とは全く異なり,浴槽にお湯を溜めて入るのではなく,シャワーのみで済ませるのが一般的でした。トイレも日本はバスルームとは別々ですが,アメリカではトイレとバスルームが同じ部屋に配置されていました。
 また,アメリカの住まいは2階建てなどもありますが,基本的にはどの家にも地下が作られており,ホストファミリーの家にも地下がありました。地下にはビリヤードをする場所などもあり,案外広いスペースが確保されていました。
 ホームステイ最終日の夜には初めてビリヤードをしました。ルールも分からずあやふやながらでも,とても面白かったです。
 
ホームステイ先のキッチン   最後の夜はビリヤード大会でした
ホームステイ先のキッチン   最後の夜はビリヤード大会でした
 
伊藤 君
 予定では2日間の体験通学でしたが,雪が降ってしまい休校となり,できなくなりました。アメリカでは車の免許を取ることができる年齢対象が16歳からが基本で,裁判所に申請書を提出し,ある程度の審査を受けて許可が降りれば15歳から車を運転することができます。レイクサイド高校の生徒はほとんど車で通っています。雪道を走ることに慣れていない生徒の安全を考慮して,休校になったのだそうです。ちなみにホストファミリーのローレンさんは16歳なのでもう車の免許を取得しており,フリーウェイまでも乗ることができ,とても16歳とは思えないような光景でした。アメリカ人の16歳と日本人の16歳との差がこれほど違うとはと,とても驚きました。
 生徒たちはいませんが,校長先生方が姉妹校から来た私たちのために学校を案内してくださいました。私たちは英語の授業で自己紹介カードを作り,持参しました。また,いくつかのクラブにも協力していただき,メッセージをプレゼントしました。
 体験通学も無くなり,4日間全てがホームステイになってしまったかわりに,外でホストファミリーや近所のレイクサイド高校の生徒と雪合戦やソリなどをして仲良く遊ぶことができました。逆に考えれば雪が降ったことで,深くコミ ュニケーションを取ることができたように思います。
我らが姉妹校 レイクサイド高校   大森副校長先生  レイクサイド高校の校長先生とご対面です☆
我らが姉妹校 レイクサイド高校の歓迎電光掲示板   大森副校長先生
レイクサイド高校のオーロ校長先生とのご対面です☆

Wiiで盛り上がってるよ〜   童心に帰って(!?)そり遊びに興じる
Wiiで盛り上がってるよ〜   童心に帰って(!?)ソリ遊びに興じる

レイクサイド高校のみなさんに1年1組とA組の自己紹介カードを持参しました。   力作もありました!
レイクサイド高校のみなさんに
1年1組とA組の自己紹介カードを持参しました。
  力作もありました!
 
ヘイファー・インターナショナル
伊藤 君
 次にへイファー・インターナショナルの説明をします。
 へイファー・インターナショナルという意味は,直訳すると国際仔牛の会と言います。このヘイファー・インターナショナルという団体について,あまり日本では知られていませんが,世界的にはとても有名で,飢餓や貧困を失くすことを目的としたアメリカ・アーカンソー州発祥の団体です。
 へイファー・インターナショナルの活動は,1942年に最初の17頭の仔牛がベニンシュラのヨークからプェルトリコに贈られたことから始まりました。
 今では,世界中に広がっています。47カ国で畜産業と農業の訓練を提供するプログラムを実施している慈善組織なのです。個人・財団・企業・協会などのアメリカ国民の惜しみない援助により活動の場を広げてきました。
 この団体は仔牛などの動物を「生きたローン」と呼びます。このローンの返し方は,その動物を増やし,必要としている他の家族に分けること。動物を受け取るには,その動物の育て方などのトレーニングを受けることと,動物を分け与えることに同意しなければなりません。こうすることで,たった数頭の動物がどんどん増えて,最初の投資を遥かに超えるリターンが得られます。食べてしまったら,売ってしまったら終わりではなく,継続的な食糧や収入を得る生活の手段となります。
 また,「共同体,助け合いの概念」という,変え難い財産もコミュニティーに築かれます。このことで,アメリカの寄付文化,ボランティア精神など深く知ることができました。
HEIHER INTERNATIONAL   力作もありました!
HEIHER INTERNATIONAL
 
高橋 君
 次に,州議事堂のことについて話します。
 州議事堂には7日目に訪れました。大きさは国会議事堂並みの大きさで州議事堂の入口は純銅で造られており,とても椅麓でしたが,実際にはその入口ではなく別の入口から入りました。中に入り,ある程度行くと,エントランスに出ました。天井は球状になっていて,とても高かったです。そしてそのまま先導されて行き,ある部屋に入りました。そこでは州知事に面会し,写真を撮りました。写真を撮り終わってから,ガイドの人がその部屋についていろいろと説明をしてくれました。その説明の中で一番印象に残ったのが部屋の真ん中にあるテーブルでした。そのテーブルは,初代知事が生まれた時に植えられた樹木で,その樹木でテーブルを作ったということを聞いて,思い出に残りました。
 その後,州議事堂の中をガイドさんに説明してもらいながら見て回りました。
 州議事堂には,当時の最大の貯蓄量を誇った金庫があったり,昔の最高裁判所があったりしました。また,上議院と下院の二つも見ました。そして全部見終わり,州議事堂を後にしました。
アーカンソー州議事堂   州知事と記念撮影
アーカンソー州議事堂   州知事と記念撮影

上院です。   下院です。
上院です。   下院です。
 
感想
伊藤 君
 今回の海外研修では,初めて異国の国へ行くことができ,日本の文化との違いを比べることができました。また,これを通じて改めて世界の広さというものを実感することができ,とても勉強になりました。
 ホストファミリーとの会話など,ほとんどを翻訳機に頼ってしまうところが残念でした。しかし,相手とのコミュニケーションを図ろうと率先して話しかけることができ,今回の海外派遣を通して積極性を身につけることができました。
 今回学んだことをこれからの将来に生かせたらいいなと思っています。まだ自分の望んでいる進路にどういうふうに役立つか分りませんが,自分自身にとってこの研修はとても有意義なものとなりました。
 1年生のみなさん,今回の発表会を聞いて海外派遣に興味を持った人は,ぜひ今年度の海外研修に参加して欲しいと思います。特別進学コースの人たちは,修学旅行でホットスプリグス市に行くそうなので,私たち以上に交流を深めてきてください。
 また,2・3年生のみなさんも,これを機に今よりももっと英語に関心をもって欲しいと思っています。現代のグローバル社会では,ますます英語の重要性や必要性が高まっていくはすです。
 英語はどこの国へ行っても使うことができ,たくさんの人とコミュニケーションを図るために重要な道具です。英語は勉強して損はしません。みなさん,日々の授業をたいせつにして英語をしっかり学んでいきましょう。
 
高橋 君
 最後に,私たちの研修のためにご尽力くださった校長先生をはじめとする諸先生方,花巻市国際交流協会の方々,引率してくださった大森副校長先生・トーマス先生には感謝を申し上げます。そして,本日の報告会を聞いてくださった全校生徒のみなさんにも感謝いたします。本当にありがとうございました。
クリントン大統領センター      大統領執務室(実物大)  クリントン政権時代当時の部屋と家具を復元   無事に帰ってきました
クリントン大統領センター
大統領執務室(実物大)
クリントン政権時代当時の部屋と家具を復元
  無事に帰ってきました

 
お世話になりました。お世話になりました。

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