アスリート特進コース2・3学年の生徒を対象に「平成25年度 第1回 進学セミナー」が,5月9日(木)午後1時45分から約80分間,社会科教室で実施された。
今回は,岩手県警察学校副校長の及川浩純先生を講師にお招きして「実践としての『文武両道』」と題して講演をしていただいた。
及川先生は,自身も名門の盛岡第一高等学校に進まれ,高校時代は弓道部に所属し文武両道を実践・完遂され,早稲田大学に進学。卒業後は,国語教師として盛岡南高等学校を皮切りに久慈長内校・花巻北,そして母校の盛岡第一高校に勤務をされ,弓道では花巻北で1回,盛岡第一で2回,監督としてインターハイへ生徒を導かれた経験をもたれている名指導者である。また花巻北でも進学指導で辣腕を奮われたが,盛岡第一では進路指導主事の重責を背負われるなど,進学指導でも全国的に名を馳せている先生である。
先生は,たいへんご多忙のところ時間を縫って本校にお出でいただいて,いよいよアスリート特進コース創設3年目で結果の架かる生徒を前に,文武両道の達成に必要なのは「戦略」・「がむしゃらさ」・「それが当たり前という意識」・「明るく前向きな元気」などについて,それぞれ先生の実践をもとにされ,勇気と意欲の湧く具体的なお話をいただいた。
文武両道を目標に,これまで日々努力してきたアスリート特進コースの生徒たちにとって,たいへん貴重な講演会となったはずである。生徒たちはさらなる文武両道の実践に向け,新たな思いで集大成へ挑戦しようという心構えと,真剣な眼差しで講演に聴き入っていた。
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