花巻東高等学校

　第５９回岩手県民体育大会ソフトボール競技が６月３０日から７月１日，遠野市運動公園野球場で行なわれた。
　本校は，春の県選抜大会，そして高総体に続き県民大会も制覇し，見事３冠を達成！この勢いは，今後も留まることを知らず続くであろう。

大会結果は，次の通り

一回戦　花巻東高等学校対宮古商業高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
宮古商業	0	0	0	0	0			0
花巻東	0	7	0	1	×			8

花巻東高校

投手：小原尚美選手（西南中出身）
捕手：桑島咲選手（金ヶ崎中出身）
三塁打：土井さつき選手（沢内中出身）
二塁打：氏家春佳選手（藤沢中出身）／奥山美咲選手（東和中出身）　

　２回にチャンスが訪れる。桑島選手が四球で出塁後，次打者氏家選手も相手エラーで出塁。德江満帆選手（紫波一中出身）が犠打でランナーを進める。迎えた打者佐竹選手（花泉中出身）がショート横を抜ける安打で先制。
　なおもチャンスは続き，小原尚美選手，小原美笛選手（東和中出身）が連続四球。その後，１番駒場選手（東和中出身）の犠牲フライ，２番菅原夏綺選手（東和中出身）の安打，３番土井選手の走者一掃の三塁打で点を追加。
　この回一挙７点をあげ試合を決めた。
　４回にも１点をあげ，５回コールド８－０の完勝であった。

二回戦　花巻東高等学校対岩谷堂高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
花巻東	0	0	2	0	0	0	0	2
岩谷堂	0	0	0	0	0	0	1	1

花巻東高校

投手：小原尚美選手・千葉久美選手（前沢中出身）
捕手：桑島咲選手
二塁打：氏家春佳選手

　３回，氏家選手の二塁打を足がかりに，佐竹選手のセンター前ヒットで先制。駒場選手，長原選手（東和中出身）の連打で２点目をあげる。
　投げては先発小原選手が６回まで０点に抑え，最終回リリーフした千葉選手が１点を取られたものの，１点差で逃げ切り準決勝へコマを進める。

準決勝　花巻東高等学校対千厩高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
花巻東	0	0	1	0	0	0	0	1
千厩	0	0	0	0	0	0	0	0

花巻東高校

投手：菅原夏綺選手
捕手：桑島咲選手
二塁打：佐竹紗希選手

　３回トップバッターの佐竹選手が左中間を破る二塁打で出塁。駒場選手の犠打のあと，二番長原選手のレフト前ヒットで先制。
　結局は，この回の虎の子の１点を守りきり，１－０で接戦をものにした。

決勝　花巻東高等学校対専大北上高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
専大北上	0	0	0	0	0	3	0	3
花巻東	0	0	0	0	4	0	×	4

花巻東高校

投手：小原尚美選手・千葉久美選手・小原尚美選手
捕手：桑島咲選手

　中盤まで均衡状態が続いたが，５回德江選手が内野安打で出塁。次打者土井選手もレフト前ヒットで続き，佐竹選手も四球で出塁。二番長原選手，三番奥山選手の連打でこの回一挙４点をあげる。
　次の回に専大北上に３点を取られるが，後続を断って逃げ切った。
　２年ぶり２度目の優勝を決めた。

　高総体メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ大会であったが，終わってみれば，優勝を掴み取ることが出来た。
　花巻東の選手層の厚さを示すとともに，インターハイへ向け，さらには新人戦へ向けての見通しも明るく見えてきている。
　この勢いを継続し，インターハイまでにはさらにレベルアップし，チーム力を高めたい。

なお，今大会の登録メンバーは，以下の通り。

花巻東高等学校

U．N	位置	氏名	学年
UN	引率責任者	齋藤　照美
30	監督	高橋　貞儀
10	主将	長原　唯	３年
18	投手	小原　尚美	１年
16	捕手	桑島　咲	１年
20	一塁手	小野寺　美貴	２年
5	三塁手	奥山　美咲	３年
1	遊撃手	駒場　翔	１年
7	左翼手	佐竹　紗希	１年
2	中堅手	千葉　江梨	３年
11	右翼手	德江　満帆	３年
3	投手	千葉　久美	３年
17	投手	氏家　春佳	１年
12	内野手	菅原　夏綺	１年
8	内野手	土井　さつき	２年
6	外野手	高橋　絵利	３年
	マネージャー	髙橋　郁美	３年