花巻東高等学校

　第2回東北高等学校女子ソフトボール選抜大会が10月27日から28日まで，宮城県女川町総合運動場で行なわれた。　雨のため27日は行なわれず，28日のみの試合となった。
　本校は，新人戦県大会を制し，岩手県第1代表として出場した。
　東北各県の強豪校が集まり，レベルの高い試合が展開された。
　結果は，準決勝まで勝ち進んだ花巻東・帝京安積（福島県）・東北生活文化（宮城県）・八戸聖ウルスラ（青森県）の4校優勝となった。

大会結果は次の通り

◆一回戦　花巻東高等学校　対　由利高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
由利高校	0	0	0	0	0			0
花巻東	1	5	0	4	×			10

花巻東高校　投手：小原尚美選手（西南中出身）－捕手：桑島咲選手（金ヶ崎中出身）
　　　　　　　　三塁打：駒場翔選手（東和中出身），土井さつき選手（沢内中出身）
　　　　　　　　二塁打：佐竹紗希選手（花泉中出身）

　初回1死後，2番小野寺選手（藤沢中出身）が内野安打で出塁，次打者の進塁打で2死2塁。続く4番桑島選手が四球で出塁し，2死1・2塁となる。ここで５番氏家選手（藤沢中出身）が内野安打で，2死満塁。このチャンスで相手バッテリーがパスボールをし，1点を先制した。
　 2回，先頭の佐竹選手が右中間安打で出塁し，続く土井選手・小原美笛選手（東和中出身）が相手エラーなどで出塁して，1人がホームイン。さらに，1番駒場選手が走者一掃の3塁打を放ち，2人が生還。次打者小野寺選手もセンター前ヒットで１点追加。駄目押しで５番氏家選手のセンター前ヒットで，この回怒濤の5点を奪い主導権を握る。
　 4回，またしても打線が爆発する。1死後氏家選手がレフト前安打で出塁し，代走中川選手（黒石野中出身）が盗塁して3塁まで進む。小原尚美選手も四球で出塁し，次打者佐竹選手がセンターオーバーの2塁打を放ち1人生還。続く土井選手の3塁打で2人生還して2点を追加。さらには，小原美笛選手の内野ゴロで1点を追加し，リードを広げた。
　投げては，小原尚美選手が被安打2のシャットアウトに抑え，完勝した。

◆二回戦　花巻東高等学校　対　聖和学園高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
花巻東	1	0	5	1	0	0	0	7
聖和学園	0	0	1	0	0	0	0	1

花巻東高校　投手：小原尚美選手・氏家春佳選手－捕手：桑島咲選手
　　　　　　　　二塁打：桑島咲選手，佐竹紗希選手

　初回，1番駒場選手が内野安打で出塁し，すかさず盗塁。2番小野寺美貴選手が送って，1アウト3塁。3番菅原夏綺選手はエンドランを決め，先制して流れを呼び込む。
　 3回，またしてもトップの駒場選手が四球で出塁し，送りバントで2進。3番菅原夏綺選手がセンターのエラーで出塁して1アウト1・3塁とする。ここで，4番桑島選手がライトへの2塁打を放ち，2者生還。さらに相手エラーで次打者も出塁し2・3塁とする。また，次打者も死球で出塁し，1死満塁となる。ここで，相手バッテリーのパスボールで1点追加。決定打は，佐竹選手のレフトオーバーの2塁打で2者帰り、試合を決めた。
　その裏，1点を取られるも，4回に1点を追加し，最終回には，氏家選手がリリーフして，相手打線を抑えた。
　終わってみれば，7－1の完勝であった。

　雨天のため，準決勝・決勝は行なわず，４校同時優勝となった。東北第１位の賞状をいただき，遂に東北のトップに登り詰めた。
　今大会でも，選手らは大きな自信を得，さらに上のステージへの挑戦に挑もうとしている。
　応援してくれている方々や，周囲の人たちへの感謝の気持ちを忘れずに，これからも取り組んで欲しい。

先輩たちが成し遂げられなかった全国での勝利を
私たちは達成するように頑張ります！！
今後とも応援よろしくお願いいたします。