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| 1回戦 花巻東 対 鵡川(北海道)     晴れ 阪神甲子園球場 開始11時35分  | 
 
 
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1 | 
2 | 
3 | 
4 | 
5 | 
6 | 
7 | 
8 | 
9 | 
計 | 
 
| 鵡 川 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
0 | 
 
| 花巻東 | 
0 | 
0 | 
2 | 
2 | 
0 | 
0 | 
1 | 
0 | 
× | 
5 | 
 
  | 
 
 
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花巻東
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投 手:  | 
菊池雄星選手(見前中出身) - 捕 手:千葉祐輔選手(見前南中出身) | 
 
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2塁打: | 
千葉祐輔選手・菊池雄星選手・佐藤隆二郎選手(東水沢中出身) 
猿川拓朗選手(北松園中出身)  | 
 
 
 
  岩手・花巻に春が訪れた。センバツ初陣で初勝利。岩手県勢としても25年ぶりの勝利。 
 
本校はまず3回。先頭の柏葉康貴選手(仙北中出身)が死球で出塁し,すかさず盗塁。続く佐藤涼平選手(宮古・河南中出身)のセーフティバント,そして盗塁でチャンスを広げる。1死後,相手投手の暴投で先制。2死後,5番千葉祐輔選手が右翼線2塁打を放ち,2点を先取した。 
 
猛攻は,まだ続く。4回には3番川村悠真選手(黒石野中出身)の右前タイムリーで2点。さらに7回には4番猿川拓朗選手の左中間2塁打でダメ押した。 
 
本校の先発は,エース菊池雄星選手。2年前に甲子園のマウンドを経験している菊池選手は,初回から躍動感あふれるピッチングを披露する。相手チームを撹乱させる千葉捕手の好リードのもと,140q代のストレートと抜群の切れを誇るスライダーが冴え渡り,8回2死まで強打を誇る鵡川打線には1塁も踏ませない。疲れからか四球で初めてのランナーを出したが,ここでも千葉捕手の強肩で盗塁阻止,菊池投手を援護した。 
 
9回に2本のヒットを許し,大記録は逃したが,2安打12奪三振の完封。「岩手に雄星あり」を十分にアピールした。 
 
WBCでは,投手が相手打線を抑え,スモールベースボールを展開し,世界一に輝いた。 
 
本校の今回の試合では,3セーフティバント・3盗塁を成功させ,2犠打を絡ませて11安打で5点を奪った。鵡川打線が「ししゃも打線」なら,本校のつなぐ”東流スモールベースボール”は「わんこそば打線」か。”打の花巻東”も見せつけた。 
 
菊池投手は,甲子園という大舞台で最高のピッチングを展開した。甲子園の表示では自己最速150qをマークしたが,あるスカウトのスピードガンでは152qを計測。あわや完全試合という結果に1塁側アルプススタンドや地元で応援する岩手県民は夢を抱いたが,それでも神宮ベスト4の鵡川を完封したのは圧巻だった。8・9回にランナーを背負ったピッチングを経験し,無失点に抑えたことは次戦につながるだろう。 
 
菊池投手だけではない。あわや完全試合を演出したのは無失策の守備。2回には佐藤中堅手の好捕があり,柏葉選手と川村選手の二遊間では8個のゴロを無難にさばいた。  
アルプススタンドには,平日にもかかわらず,たくさんの岩手県民が応援に駆けつけた。柏葉選手は「県民のみなさんに良い報告できることが一番うれしい」と新聞にコメント。四半世紀ぶりの岩手の夢はまだ続く。   (談 森橋健哉教論) | 
 
 
 
 
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| 体全体を使って力投する菊池選手 | 
 
 
 
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| 精一杯応援する仲間たち | 
 
 
 
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| 闘志あふれるヘッドスライディング | 
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2塁打を放ち, 
気をよくして守りに就く佐藤隆選手 | 
 
 
 
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| 2つの全国大会出場の合間に,甲子園に来て応援するソフトボール部 | 
 
 
 
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| 粘り勝ちの佐藤涼選手 | 
 
 
 
 
  
 
             
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