花巻東高等学校

　連休の，５月３日（日）・４日（月）の２日間，石鳥谷ふれあい運動公園において，東北地域のソフトボール強豪校16チームが結集して，平成21年度高校女子ふれあいソフトボール大会が開催された。
　もちろん，本校も選抜され，４月18日（土）・19日（日）の県高校選抜大会に引き続き，みごと2冠を達成した。
　この後，目指すは6月6日（土）から，同じグラウンドで行なわれる高総体優勝のみである。先ずは，間違いなく３冠達成し，近畿まほろば奈良インターハイに出場して，いよいよ全国制覇を狙って欲しいものである。
　試合結果は，以下のとおり

予選リーグ【第Ⅱブロック】

　対　福岡高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
福　岡	0	0	0	1	0			1
花巻東	1	1	0	5	×			7


花巻東高等学校：	横沢知香選手（紫波二中出身）　－　桑島咲選手（金ヶ崎中出身）

　初回，2回と小刻みに点数を加え，試合を優位に進める。４回には１点を返されるものの，その裏，四球と安打を連ね，５点を返す。
　そのまま試合が進み，快勝で緒戦を突破する。

　対　秋田北高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
秋田北	0	0	0	0	0			0
花巻東	0	0	0	7	×			7


花巻東高等学校：３塁打：	小原尚美選手（西南中出身）　－　桑島咲選手佐竹紗希選手（花泉中出身）・駒場翔選手（東和中出身）

　集中打での大量得点で，試合を決めた。４回の花巻東の攻撃は，先頭の駒場選手の内野安打から始まり，氏家春佳選手（藤沢中出身）・小原美笛選手（東和中出身）の連打，そして相手内野守備の乱れに乗じ，ランナーがたまったところで，佐竹選手・駒場選手の３塁打が出て，一挙に７点を奪う。
　チャンスを確実にものにし，勢いに乗った花巻東が勝利した。

　対　宮城二女高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
花巻東	1	1	0	2	1			5
宮城二女	0	0	0	0	0			0


花巻東高等学校：	横沢知香選手　－　桑島咲選手

　初回，佐竹選手・菅原夏綺選手（東和中出身）の連打で１点を先制する。
　 2回にも１点，４回にも２点，５回にも１点と着実に加点する試合展開であった。
　上位打線，下位打線と，どこからでも得点することができ，切れ目のない打線が光った。
　投げては，先発横沢選手が相手打線を２安打に抑え，完封シャットアウトで好投した。


スクイズシーン		ナイスフィールデング

決勝トーナメント

準決勝

　対　八戸聖ウルスラ高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
聖ウルスラ	1	0	0	0	0			1
花巻東	0	0	0	0	2×			2


花巻東高等学校：	小原尚美選手　－　桑島咲選手

　初回，内野エラー絡みで１点を先制される。
　両チーム緊迫した投手戦となり，1点を争う好ゲームとなる。
　勝利の女神が微笑んだのは，花巻東にであった。５回の裏の花巻東の攻撃，小原美笛選手の四球と中川真衣選手（黒石野中出身）の内野安打に加え，相手エラーで1点をもぎ取り，さらに盗塁などでチャンスを作り，１死後，DP小山明子選手（厨川中出身）のスクイズが決まり，逆転サヨナラ勝ちとなった。

決　勝

　対　弘前中央高等学校

	1	2	3	4	5	6	7	計
花巻東	3	0	0	0	0	0	0	3
弘前中央	0	0	0	0	0	1	0	1


花巻東高等学校：	小原尚美選手・横沢知香選手　－　桑島咲選手

　初回の花巻東の攻撃，相手守備のエラーに付け込み，無死満塁のチャンスを作る。ここで，４番氏家春佳選手が走者一掃の２塁打を放ち，３点を先制する。
　 6回には１点を許すも，小原尚美選手・横沢選手の投手リレーで相手を抑え３－１のスコアーで快勝し，この大会みごと初優勝を飾った。


ピンチのときでも声を掛け合って励ます		優勝して抱き合うチームメイト

　地元，花巻市石鳥谷でふれあい大会に出場することができ，さらなるチームのレベルアップにつながりました。
　また，大会を支えてくれている地元スタッフの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
　次は，いよいよ高総体です。ソフトボールを通じて人間としても成長できるように頑張りたいと思います。
　応援してくださった方々，ありがとうございました。
　今後ともよろしくお願いします。