元気・全力疾走を合言葉に「日本一」を掲げたひたむきな戦いは,老若男女を問わず広く県民に支持され,野球という競技の枠を超えた社会現象とも言える「花巻東フィーバー」を巻き起こした。
今春の第81回選抜高校野球大会で,県勢初となる準優勝を果たした。緒戦で強打の鵡川(北海道)を5−0で下し,県勢25年ぶりのセンバツ白星。明豊(大分)・南陽工(山口)・利府(宮城)を下して,東北勢初優勝に王手をかけた。
決勝は清峰(長崎)に0−1で惜敗したが,エース菊池雄星投手(3年)を擁し,堅守と粘り強い攻撃で快進撃を見せた。
8月の第91回全国高校野球選手権大会では,緒戦で長崎日大(長崎)に8−5で勝ち県勢7年ぶりの夏白星。横浜隼人(神奈川),東北(宮城),そして延長の死闘で明豊(大分)を下し,県勢90年ぶりの準決勝進出。中京大中京(愛知)に1−11で敗れ,決勝進出を逃したが,春夏連続の甲子園4強以上は東北勢初の快挙だった。
また,第64回国民体育大会の緒戦(2回戦)は中京大中京と激突。6−4で夏の王者を破り,国体4強入りした。 |