昭和53年（1983年）から創設され，岩手県南・宮城県北地域で顕著な功績を残した個人・団体に贈られる「第27回岩手日日文化賞・学生賞」の贈呈式が２月26日（金），勝部修一関市長をはじめ多くの来賓の参列のなか，一関文化センターで行なわれた。
　本校硬式野球部が，昨年のセンバツで県勢初の準優勝，夏の選手権大会でもベスト４，さらに国体第３位の偉業を称えられ，岩手日日学生賞の受賞となり，賞状と表彰楯が贈呈された。
　岩手日日新聞社の山岸学代表取締役社長が「いずれもひたむきな情熱とたゆまぬ努力によるもの。今後，ますますの活躍を期待する」とあいさつされ，野球部代表として贈呈式に参加した川村悠真主将が，「結果だけではなく，取り組む姿勢を評価されたことを嬉しく思います。今後も後輩たちにこの賞に恥じぬよう，頑張ってもらいたい」と喜びとお礼のあいさつを述べた。
　この学生賞は富士大学硬式野球部も同時に受賞したが，平成17年（2005年）に本校野球部が甲子園に出場した際に主将を務めた卒業生の現富士大学硬式野球部主将の夏井大吉選手も並んでの喜ばしい受賞となった。
　 なお，夏井大吉選手は社会人野球の室蘭シャークス（元新日鐵室蘭）でプレーすることが決まっており，同じく同大学に本校から進学した，平成17年のメンバーで投手の小笠原幸介選手は盛岡信用金庫，同じく投手の高橋力太選手は北上信用金庫で軟式野球を続け，今後国体出場を目指すという。川村悠真選手は，岩手大学で野球を続けることになっているし，それぞれがそれぞれの場でさらなる活躍が期待される先輩・後輩である。頑張って欲しい。