今年度４月17日（土）に第８回岩手県ユースリーグ（通称Iリーグ）が開幕した。
　本校サッカー部は，幸いにもリーグ戦の文化である前年度の結果が反映され，カテゴリーの１番高い１ｓｔチーム（１部）に所属しており，また部員50人が補欠０（ゼロ）を心掛けて取り組んでいることから，２ｎｄチーム（２部），３ｒｄチーム（３部）と３つのカテゴリーに出場している。
　３年生が11人と少人数のため，それぞれのチームが１・２年生主体となることとなり，各カテゴリーともに前半戦は苦戦を余儀なくされた。

　 昨年度の前半戦は１部２位となり，残留と選手権のシードが早い段階で確定したが，今年度は本当に最後まで油断を許すことのできない試合が続いた。
　しかしながら，後半戦に巻き返しをしながら，みごと１部・２部ともに残留を確定させ，次年度３部までの出場権を確定したのである。
　この結果は，次年度本校サッカー部に入部希望する選手たちにも大きな励みとなることは間違いないと確信している。なぜならば，本校サッカー部は先にも紹介したように補欠０（ゼロ）を心掛け，努力した選手は公式戦に出場できる環境が確実になったからである。

　岩手県スポーツジャーナル「スタンダード」にも本校チームならびに選手が大きく取材され，入部希望者の問い合わせが来ているほどである。得点者も１年生の小畑選手（見前中出身）・齊藤選手（飯豊中出身）・今松選手（金ヶ崎中出身），２年生は大場選手（乙部中出身）・鈴木選手（水沢中出身）等，これからの成長が楽しみな若い選手がそろっている。

　来年度（2011）においては，現１部チームはプリンスリーグ東北へ，２部は１部へ，そして３部は２部へと，それぞれ昇格するという目標を，また持てる喜びと，財産として残してもらった先輩たちに感謝しながら変わらぬ努力を続けていきたいと思う。