第93回 全国高等学校野球選手権岩手大会において，２年ぶり６度目の優勝を果たし，その報告と支援に対するお礼，そして甲子園出場への決意を述べるため，７月28日（木）午前９時に大石満雄市長を市庁舎に訪問した。
　市庁舎に入るや否や，市民の方々や市職員が「おめでとう」・「よくやった」とことばを掛けていただき，祝福の拍手で迎えられた。
　応接室に案内され，最初に大森副校長が，今大会の優勝報告と「優勝できたのは，花巻市民のご声援のお陰です。花巻市民を代表する市長様にお礼のことばを述べるため，訪問させていただきました」と，感謝のことばを述べた。そして大石市長ならびに同席したまちづくり部菊池保守部長とスポーツ振興課 玉山進課長に，訪問者を紹介した。
　その後，佐々木洋監督が「エースのアクシデントでたいへん苦しかったが，みんなの力で優勝できた。今年は大震災・大津波による被災県として，甲子園では岩手の代表として，最後まで決してあきらめることなく，精一杯プレーさせたい」と。
　菊池倭主将は「岩手の底力を見せ，日本一を目指したい」と，松橋朝也部長と長岡輝副主将は「絶対に日本一になって，岩手県民に勇気と感動を与えたい」と，それぞれ力強く甲子園大会での意気込みを語っていた。
　大石市長は，「勝って当然というプレッシャーの中で，ほんとうによく頑張った。２年前の甲子園での活躍を，みんなが期待している。しかし勝つことだけでなく，「花巻東の野球」をやって欲しい。決勝には万難を排して必ず行くので，それまで勝ち進んで欲しい。」と熱く激励された。

　この後，29日（金）には盛岡に赴き，県教育長をはじめ関係諸団体・新聞社・テレビ局等に表敬訪問する予定になっている。