「第58回岩手県高等学校新人大会ソフトボール競技」が，雫石鴬宿グランド・南畑小学校・御明神運動場を会場に，9月24日（土）から26日（月）まで開催された。
　本校は，第4シードとして2回戦から，3年ぶり4度目の優勝を狙うことになる。
20年度の優勝以降21年は第3位，昨年は準優勝と惜敗しており，必ずや「優勝」の栄冠を，という意気込みで戦いに挑んだが・・・

　以下が，試合結果である。

　本校は，毎回得点で4回コールドで試合を決める。
　 相手投手の球威のある球に，初回はてこずったが，2回以降は攻略し，2・3回の集中打や，相手投手の制球の乱れなど，さらにエラーに乗じ，大量点を挙げる。
　投げては，本堂投手が球威のある球を投じ，完封した。

　　試合が動いたのは2回，打線がつながり連打と相手エラーも誘い，一挙5点を奪った。
　花巻東打線はどこからでもチャンスを作り，得点に結びつける強力打線である。
　先発の菊池実結投手も，安定した投球で被安打1に抑え完封する。

　手に汗握る試合展開であった。
　3・4回はともに，皆川選手の安打と，小原選手の安打が絡んで得点を挙げる。
　6回の失点は，ノーアウトのランナーを死球で出してしまい，連打とエラーが重なり3点を奪われる。しかし，ぎりぎりのところで花巻東ナインも踏ん張り同点止まりで凌ぐ。
　そして最終回，土壇場で底力を見せる。この試合無安打だった，石井愛姫選手（千厩中出身）と菅原香織選手（東和中出身）の連続安打でチャンスを作り，堀内花奈選手（和賀東中出身）の三塁強襲ヒットで，勝ち越し点を奪い，結局これが決勝点となり，辛くも勝利する。

　2回の守備で，慌ててしまった。1死後，四球でランナーを出し，相手ベンチは動き代走を起用する。サード前へのゴロを三塁手がフィルダースチョイスし，1死1・2塁。その後，投手前ゴロを投手エラーの間に2人が生還し，2点を先制される。
　その後，3回にすぐ1点を返す。が，その後相手投手の継投で抑えられた。
　チャンスは作るものの，エンドランを外されたりし好機を逸した。