ホーム
花巻東高等学校 ホーム 学校概要 施設設備 学習活動 進路実績
生徒会活動 学校行事 課外活動 国際交流 学習メディアセンター
  学校保健・安全防災 教職員研修 問いあわせ    
花巻東高等学校

 「平成23年度 第46回 岩手県高等学校新人サッカー大会」が,11月19日(土)から22日(火)まで,盛岡・一部花巻地区を会場に開催された。
 全国高等学校サッカー選手権大会決勝大会が終了し,まだ日も浅い中,本校は緒戦を葛巻高等学校と,2回戦を北上翔南高等学校と,そして準々決勝を不来方高等学校と対戦し,特にも不来方戦では全国高校選手権決勝大会の雪辱を晴らして退け,準決勝に進出した。
 準決勝は,全国高校選手権決勝大会で5年ぶりに優勝し,士気の挙がる盛岡商業高等学校とであった。本校選手たちは,金星を狙い死力を尽くして戦いを挑んだが,残念ながら勝利の女神は微笑まず,1対5で敗れ去った。
 それでも終了後,花巻東らしいサッカーをと,次年度シーズンに対して期待される声もたくさんあり,勇気と希望と感動を,新人チームながら観客に少なからず伝えることができたことは大きい。
 負けはしたものの,新人戦での本校創部以来の第3位は立派なもの。来シーズンの選抜大会への出場権も獲得し,充実した表情が選手たちからは伺えた。


 1回戦 対葛巻高等学校 11月19日(土)10:00〜 盛商グラウンド

 本校は緒戦を葛巻高校と対戦した。序盤,緒戦からの堅さのせいか,思うように試合が運べなかった。しかしこのような状況の中では,経験を積んだ選手が頼りになる。開始13分,齋藤佳祐選手(2年・飯豊中出身)が右サイドを得意のスピードで突破したところを折り返し,この新人大会からメンバー入りを果たしている最上拓人選手(1年・上野中出身)がゴールを決める。カップ戦で初の出場となった最上選手がゴールを決めると,刺激されたのか山口国体に出場している高橋魁皇選手(1年・江釣子中出身)にもゴールが生まれる。
 その後,相手のオウンゴールなどもあり12得点・失点0で緒戦を飾った。

 2回戦 対北上翔南高等学校 11月20日(日)12:30〜 不来方高校グラウンド

 続く2回戦は,北上翔南高校との対戦となった。やはりまだ新人チームの若さからか,思うように試合を運べず苦戦を強いられていた。
 こういう時に,試合経験の豊富な選手が頼りになってくる。開始11分,今松諒平選手(2年・金ヶ崎中出身)がボランチの位置から,得意の運動量で相手ゴールのネットを揺らした。立て続けに最上選手・高橋魁皇選手・齋藤佳祐選手・今松選手がゴールを量産し,この試合も12得点と大量点を奪いベスト8に進出し,次年度の高総体のシード権を確保した。
 それでも,まだ自分たちの力がどの程度のものなのか,新人チームとしては計り知れない様子はあったが,確実に力がついてきたことが選手たちにも意識として芽生え始めている。それは続く3回戦で証明する形となる。

 準々決勝戦 対不来方高等学校 11月21日(月)12:30〜 富士大学グラウンド

 次の対戦相手は,先ごろの全国選手権大会岩手県決勝大会で本校が敗戦し,3年生たちが悔し涙を流した相手,不来方高校であった。
 前日,選手たちは監督から「幸いにも,もう一度年内に不来方高校と対戦できる」との話しを受けていた。この試合では自分たちの力を確信するとともに,「3年生に恩返しを!」との,チームの団結力が自然と湧き出る形となった。
 試合開始10分,本校の小さなミスを逃さない不来方高校に先制される。しかしながら,選手の表情やベンチには焦りの様子はひとかけらもなかった。
 その4分後,最上選手からのパスを受けた齋藤選手が得意の,中に切り込むドリブルシュートで同点とする。このまま前半は1−1のスコアで後半戦を迎えることとなった。
 雪も溶け始めた人工芝グラウンドは,本来の花巻東らしいつなぐサッカーを後押ししてくれた。 徐々に花巻東ペースとなり相手は防戦一方となってきた。すると後半15分高木誠司選手(1年・上野中出身)のパスに反応した今松選手が逆転のゴールを呼び込む。
 その10分後にも,途中出場している高橋優磨選手(2年・花巻中出身)が前線に飛び出しゴールネットを揺らすと,齋藤選手が試合を決定づける4点目を奪い,本校創部初の新人戦ベスト4へと進出した。

 準決勝戦 対盛岡商業高等学校 11月22日(火)10:00〜 
                               岩手県フットボールセンターグラウンド

 準決勝の相手は,選手権大会でも1・2年生が多く活躍していた盛岡商業高校とであった。前半相手のセットプレイから1点を失うものの後半開始7分,高橋魁皇選手がゴールを決め,同点とする。ピッチ上の選手・スタッフの他,平日にもかかわらず集まった観客を魅了した瞬間でもあった。
  そして,これからという時に本校選手が退場を命じられ,選手1名を欠いての戦いとなる。不利な展開の中で,再度相手にゴールを許すと,本校は追い着こうとして無理が生じ,自ずとガードも甘くなり,この大会優勝した盛岡商業にさらに追加点を奪われ,結果的には1対5で敗戦となった。







Copyright (C) 2004 Hanamakihigashi High School. All Rights Reserved.