外務省が主催する「平成23年度日本高校生訪中代表団第3陣」に,本校より最上拓人君(1年・上野中出身)が選考され,12月5日(月)から12日(月)まで中国を訪問してきた。
この事業は,2008年12月に日中首脳間で交わされた「『日中青少年友好交流年』の活動にかかる覚書」に基づいた日本政府の青少年交流事業ならびに政府が2007年より推進している「21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流事業)」の一環として,日本の高校生200名を中国へ派遣する交流事業である。
今回は,特にもその事業にテーマ性を持たせ,日中双方で関心の高い「サッカー」に焦点を絞り込み,同団のうちの100名を「サッカー交流」として,日本サッカー協会から岩手県高等学校体育連盟サッカー専門部に要請があり,選手選考した結果,本校より最上拓人君が選考されての訪中となった。
なお,このサッカー交流には,東日本大震災の被災県である岩手・宮城・福島の高校生が,派遣対象となったようだ。
サッカー交流は6泊7日で,北京・山東省・上海市を訪問し,日中対抗戦ではなく混合チームで試合をして友好関係を増進させ,また社会・経済・政治・歴史等を学ぶことによって中国への理解を深めることも目的の一つにもなっていた。
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