2月11日(土)の建国記念の日,午後3時から花巻市のホテルグランシェール花巻にて,「花巻東高等学校ソフトボール部創部10周年記念式典・祝賀会」が開催された。
当日は,来賓の方々をはじめ,ソフトボール部の卒業生やその父母等の懐かしい顔,そして在校生の部員とその父母の会会員が一堂に会し,創部からこれまでの活躍と思い出話に花を咲かせ,楽しい交流がなされた。
そもそも10年前,本校にソフトボール部を立ち上げたいきさつは,その当時日本経済の悪化により,特にも女子生徒にとって求人がほとんど無く,受難の時期を迎えていた頃であった。学校で,一所懸命学習やクラブ活動に専念し磨きをかけたところで,その見返りの就職口が無かったのである。そんな風潮の中,女子高生の礼儀作法の乱れや粗暴化,学校離れやクラブ離れ等が蔓延し始めた時代であった。それを学校として,いち早く憂慮し,女子生徒の健全性を図る方策のひとつとして,耐える力,努力するたいせつさ,夢を掲げチャレンジするフロンティア精神等を練り直させ,部活を通して礼儀や忍耐力を身につけさせ,将来に対する夢や希望を描くことで,充実した高校生活を過ごさせたいという思いから,本校の女子教育の旗頭として学校主導で創部されたのである。
式典の中のあいさつでは,佐藤博和後援会長が,10年前はグラウンドも無いところからスタートしたことや,練習試合では部員が足りなくて助っ人を頼んで試合したこと等のエピソードも交えるとともに,歴代部員や関係者のこれまでの努力を称え,3月開催の全国私学大会での活躍と来期のインターハイ出場に期待を込めていた。
創部に尽力した照井早前花巻学院理事長も往時を懐かしく回顧し,さらに伊藤明子理事長は,現役中真っ黒だったので心配していたが,みんな見目麗しくなったとユーモアを交え,祝辞を述べていた。
また,長く指導に携わり3年連続インターハイに選手を導いた高橋貞儀総監督と,故菅原二光コーチには感謝状が贈呈された。
会場に集まった約100名の関係者は,それぞれ10年間を懐古しながら,現役部員のこれからの活躍を期待し,花巻東高校ソフトボール部のさらなる飛躍を誓い合っていた。
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