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花巻東高等学校

 「2012年(平成24年) 第64回 岩手県高等学校総合体育大会」がフルエントリー(地区予選が無く,すべての高校が県大会からの出場)になり,5月26日(土)から27日(日)と,6月2日(土)から4日(月)までの二週にわたり,盛岡市の盛岡南公園球技八幡平市の安比高原スポーツパーク場他6会場で熱戦が繰り広げられた。
 今大会は,本校にとっても,岩手にとっても新たな歴史が作られた大会となった。
 昨年度の新人大会において本校創部初の第3位という実績から今大会第3シード校として2回戦からの出場となった。

 試合結果は,以下のとおり。


2回戦 対黒沢尻北高等学校 5月27日(日)9:00 〜 ASPA−5

 2回戦(本校初戦)の相手は,1回戦で盛岡大学附属高校を大差で勝ち上がってきた黒沢尻北高校であった。
 本校は骨折により出場できなかったキャプテン今松諒平選手(金ヶ崎中出身)の不安を払拭するかのような試合展開となった。
 試合開始16分,昨年度山口国体に先発出場した2年生の高橋魁皇選手(江釣子中出身)が豪快にネットを揺らすと,同じく2年生の高木誠司選手・最上拓人選手(ともにに上野中出身)がゴールを3分ごとに決める。そうすると3年生の齊藤佳祐選手(飯豊中出身),星颯選手(江釣子中出身)も負けずにゴールネットを揺らし,最後は3年間努力し続けてきた3年生の菊池賢太郎選手(乙部中出身)にもゴールが生まれ,終わってみると10対0の大量得点にて3回戦進出を決めた。


ボールをコントロールする   パスをつなぐ

ボールをコントロールする

  パスをつなぐ

ブロック

シュートを決める


父母の会の応援団   相手にボールを渡さない

父母の会の応援団

  相手にボールを渡さない

3回戦 対北上翔南高等学校 5月27日(日)13:00 〜 ASPA−5

 同日に行なわれた3回戦の相手は北上翔南高校であった。やはりここでも長身の最上拓人選手(上野中出身)が前半終了間際に相手のボールを奪うと,そのままゴールネットを揺らし,立て続けにゴールを決め,前半を2対0で折り返す。
 後半に入ると,さらに勝利を近づけるため星颯選手(江釣子中出身)を交代出場させ,流れを完全に本校に呼び寄せた。後半も高橋優磨選手(花巻中出身)のゴールにより,4対0のスコアにて4回戦(盛岡南公園球技場)に駒を進めた。


 

  相手にボールを渡さない

準々決勝 対不来方高等学校 5月27日(日)14:00 〜  県営運動公園サッカー場

 本年度は,中心会期まで一週間期間が空き,キャプテン今松諒平選手(金ヶ崎中出身)の怪我も考えると,本校にとっては良い調整期間となった。歴史が新しく作られるときとは,このように偶然が重なり合うことなのだと思える程であった。
 いよいよ盛岡南公園球技場での試合に心を躍らされている本校部員は,不来方高校との対戦となった。やはり本校相手に対策を練ってきている相手とあって,試合を有利に進めながらも前半を0対0にて終了する。
 後半10分,遂に期待の齊藤佳祐選手(飯豊中出身)が,高橋優磨選手(花巻中出身)のパスを受けゴールを決める。そして,この日,途中出場した高橋魁皇選手(江釣子中出身)が豪快なドリブルから冷静に追加点を奪い2対0のスコアにて,昨年と同様準決勝へと進出した。


準決勝戦 対盛岡北高等学校 6月3日(月)14:00 〜  盛岡南公園球技場B

 ここまでは,昨年度と同等の創部初となる第3位の確保であるが,選手の表情は決勝を見据えていた。
 相手は新人戦準優勝チームを倒してきた盛岡北高等学校である。リーグのカテゴリーが違うこともあり,未知の相手であったが,本校部員はどこが対戦相手となったとしても自分たちのサッカー,「つなぐサッカーで試合をするだけだ」と監督にロッカールームで言われ,原点に立ち返っていた。
 試合が始まるとパスが心を結びつけ,気持ちもつながり始める。お互いに信頼し合い,感謝の気持ちをピッチ上から表現し始める。すばらしい光景であった。
 前半終了間際,頼れるFW(フォワード)齋藤佳祐選手(飯豊中出身)が,相手3人に囲まれながらもゴールを奪う。歓喜の輪で喜び合う選手たち,最高のプレーで前半を終える。
 後半に入ると,さらに本校は追加点を奪いに行く。遂に怪我から復帰した今松諒平選手(金ヶ崎中出身)が最上拓人選手(上野中出身)のパスに反応し,左足でゴールをねらう。するとボールはきれいな弧を描き,相手GKの頭上からドロップしてネットに突き刺さった。「ゴール!」。まさに欲しかった追加点を怪我で出場を我慢してきたキャプテンに生まれた。
 しかしながら,相手もすぐさま反撃に出てくる。相手に与えたPKを,本校GK須川選手がファインセーブ! 。「勝利が決まった」と,そう思った瞬間,齋藤佳祐選手(飯豊中出身)が相手DFを持ち前のスピードで振り切り,最後は相手GKさえも交わしてゴールを決め,結果3対0での完勝となった。
 ここで本校にとっては昨年度の成績を超え,岩手県勢としても初の私立高校の決勝進出の歴史が刻まれた。この私立高校初の決勝進出の話題はテレビ等のメディアでも発信され,選手たちは誇りに思った瞬間でもあったと思う。


決勝戦 対盛岡商業高等学校 6月4日(月)12:00 〜  盛岡南公園球技場A

 決勝戦,盛岡商業,戦術は? 「相手がどこだろうと引いて守る,ゴールを守るではなく」ということにこだわり続けてきた自分たちらしいサッカーを。
 すみれ色のユニフォームには,いつしか誇りと未来さえ映し出されているようで,さわやかであった。新しい決勝の開幕戦,いつもの伝統校同士の戦いではなく,時代を変えようとするすみれを身にまとった若者たちの姿は,応援しに来てくださっている人たちへの感謝の姿でもあった。
 前半GK須川選手(紫波一中出身)を中心に守備をしながらも,細かくパスを繋ぎながら,バランス良く攻撃を組み立てていった。0対0のスコアで終了すると,相手が焦り出してきた。後半耐えながらも攻め続ける本校に対し,この試合初のセットプレイにより失点してしまう。この失点が今大会,最初で最後の失点となった。昨年度から実践練習を行なってきた守備の練習。雪の上でも辛い顔ひとつ見せずに努力してきた。そして「結果ではない,そのプロセスこそがたいせつであり,人生だ」と監督に教わりながら臨んだ大会。死力を尽くした結果は0対1の惜敗であった。それでも「準優勝」という未来につなぐ結果を残すことができた。


花巻東高等学校選手名簿
背番号 Pos. 氏  名 出身中学校 学年
1 DF 須川 拓也 紫波一 3
2 DF 櫻井 隼斗 若 柳 3
3 DF 福田 和晃 紫波二 2
4 DF 柴田 拓馬 南 城 3
5 DF 小野 宰雅 城 西 3
6 MF 星   颯 江釣子 3
7 MF 今松 諒平 金ヶ崎 3
8 MF 高木 誠司 上 野 2
9 MF 高橋 優磨 花 巻 3
10 FW 齊藤 佳祐 飯 豊 3
11 FW 高橋 魁皇 江釣子 2
12 GK 中村洋次郎 乙 部 3
13 FW 日下 恭祐 花巻北 3
14 MF 瀬川 拓人 見前南 2
15 FW 佐々木海斗 乙 部 2
16 MF 井上 真輝 仙 北 1
17 DF 前関 健太 見 前 1
18 DF 小野寺佑太 花巻北 3
19 MF 菊池賢太郎 乙 部 3
20 FW 最上 拓人 上 野 2
21 MF 佐藤 拓馬 北上南 2
22 DF 堀内 優弥 金ヶ崎 3
23 FW 佐藤 祐生 矢 沢 2

両校の応援団も揃い,いざ決戦

スタンドには両校の応援団も揃い,いざ決戦


両チームが並ぶ   手をつなぎ心をひとつに

両チームが並ぶ

  手をつなぎ心をひとつに

ボールを支配する   大勢の観客席

ボールを支配する

  大勢の観客席

2学年団が応援する   試合を終え,あいさつする選手

2学年団が応援する

  試合を終え,あいさつする選手

賞状を受け取る今松キャプテン

賞状を受け取る今松キャプテン


表彰式にて

表彰式にて


 本校初となるサッカーの試合に対する学年応援をはじめ,保護者・先生方・ファンのみなさま・関係者の方々へ,お礼を申し上げます。
 残念ながらインターハイには出場できませんでしたが,初の東北大会で,また花巻東高等学校のサッカーを表現してきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

                                      花巻東高等学校サッカー部 一同      


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