夏の高総体では男子が9年ぶりの優勝,女子も久々の順優勝であったが,3年生が抜けた後の戦力が気になる水泳の新人戦「第50回 岩手県高等学校新人水泳競技大会」が,9月21日(金)と22日(土)の両日,雫石町の県営屋内温水プールで行なわれた。
高総体で、本校に首位の座を奪われた盛岡南高等学校も,虎視眈々と捲土重来を期すなか,接戦をものにし,男子は9点差で高総体同様10年ぶり21度目の優勝を飾った。女子も優勝した盛岡南高校と競り合ったが,21点差で惜しくも準優勝であった。
それでも男子・女子とも,最も優れた成績を収めた選手に贈られる最優秀新人賞は,本校の陣ケ岡胤選手(2年・紫波一中出身)と戸田瑠依選手(1年・花巻中出身)が受賞した。
個人の主な成績としては,吉田考選手(1年・大船渡一中出身)が,200Mバタフライにおいて岩手県高校新記録で優勝。陣ケ岡選手は,100m・200m背泳ぎで岩手県新記録で2冠達成。
女子では高坂優梨子選手(2年・金ヶ崎中出身)が,50m自由形で優勝。戸田瑠依選手(1年・花巻中出身)も,200m・400m個人メドレーで2冠を達成。
また,上位4位以内の入賞者男子8名と女子6名は,10月27日(土)から盛岡で行なわれる東北新人大会への出場が決定した。
さらに陣ヶ岡選手は,岩手県でただ一人11月に東京で開催されるワールドカップ大会と来年2月に神奈川で開催される短水路日本選手権大会,さらに来年4月に新潟で行なわれる日本選手権大会への出場権も獲得した。
なお,以下が決勝進出者(4位以内入賞)の成績である。 |