日本プロ野球ドラフト会議を10月25日(木)に控えた21日(日)午後5時,学校玄関脇のピロティーにて,報道陣約60名の取材に応じ保護者立会いの下,大谷翔平選手(水沢南中出身)は,きっぱりと「最終的に,アメリカでプレーすることを決めました。」と自らの進路について表明した。
大谷選手は,本校が平成21年に達成し得なかった“岩手から日本一”への実現のため,本校へ入学。その夢はかなわなかったものの,その入学当初から“日本一”の目標の先には,憧れの米大リーグ・メジャーでの活躍を目標としてこれまで人間性を養い高め,技を磨き頑張ってきた。その目標は最後までぶれることはなかった。
思い返してみると,平成21年度の菊池雄星選手(見前中出身・現西武ライオンズ所属)は国内外20球団と面談し,国内か夢の大リーグかで相当悩んでいたが,最終的には国内を選択した経緯があった。今回の大谷選手は,「18U世界野球選手権」でも日本代表に選出され各国の選手と触れ合い,子どもの頃から憧れていた夢が,さらに膨らみ大きくなって米大リーグに挑戦することを決断した。
「よりレベルの高いところ,厳しい環境の中で自分を磨きたい」とする大谷選手の今回の決意は,まさに本校が教育理念として掲げている「立志 夢実現」を標榜したものであり,高い志を立て,夢に向かってチャレンジし続ける人間力は見上げたものだ。
誰よりも本人が悩みに悩み抜いて導いた結論である。大人の勝手な思惑などに振り回されることなく,決めた以上は大いなる夢の実現へ,ただひたすら邁進して欲しい。“青年は荒野を目指してよいのだ”。前例が無いのなら先駆者となって道を開けばよいのだ。
早速,本校の姉妹校レイクサイド高等学校のブルースオーロ校長先生をはじめとして,レイクサイド高等学校の在る米国アーカンソー州ホットスプリングス市の関係者からも激励のメール等も寄せられ,ホットスプリングス市では大谷選手の応援クラブ結成のために動き出したという連絡も入っている。
すでに,メジャー球団も複数(ドジャーズ・レンジャーズ・レッドソックス・ヤンキース)あいさつに訪れており,今回の意志を表明したことにより獲得球団が,さらに増えそうである。
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