本年度,「高円宮U-18岩手サッカーリーグ(Iリーグ)」にて,本校サッカー部が初優勝した。 その成績が認められ,プリンスリーグ東北への参入戦の権利を得て,11月10日(土)・11日(日)の2日間,宮城県アディダススポーツパーク人工芝グラウンドで参入戦が実施された。
本校サッカー部は岩手県代表として,宮城県利府高等学校と対戦した。10月28日(日)に行なわれた全国選手権岩手大会準決勝惜敗の悔しさを乗り越え臨んだ,本校サッカー部の紫苑の姿が頼もしく感じられた。選手たちはピッチを勝利のために,全力で,決してあきらめない試合を展開した。
利府高校も宮城県の選手権大会において,決勝まで勝ち進んだが仙台育英高等学校に惜しくも敗戦したすばらしいチームであった。その利府高校に本校DF(ディフェンダー)櫻井隼斗選手(3年・若柳中出身)の早いクロスボールがそのままゴールネットを揺らし,先制点を奪う。するとやはり試合巧みな利府高校も反撃し,本校は逆転され1対2のスコアで前半戦を終了する。
後半,本校らしい,つなぐサッカーが開花し始め,MF(ミッドフィールド)高橋優磨選手(3年・花巻中出身)が同点ゴールを決める。その後,慣れないピッチ,相手にも怒濤の攻撃を見せるがどうしても3点目を奪えずに延長戦に突入。リーグ戦は90分,延長戦を合わせると110分の試合となった。やはり地の利なのか,宮城県をホームとした利府高校がアウェイとなる本校に競り勝ち,試合終了。2対4であった。
遠く離れた場所にも,本校の応援団や保護者がたくさん来て応援してくれていた。3年生は,この公式戦を最後に引退することとなるが,新人戦第3位・高総体準優勝・全国選手権予選第3位・リーグ優勝と,本年度,本当に数々の栄光の歴史を創ってくれた。
帰校後,3年間汗を流したグラウンドに本校サッカー部全員が立腰し,3年生一人ひとりからの言葉を1・2年生はたいせつに受け止めながら,涙ながらに魂の引き継ぎがなされた。“辛いときは,悔しかった時を思い出しながら我慢する心がたいせつ”,“花巻東のサッカーのすばらしさを貫くこと”など,数多くの印象的な言葉を残してくれた3年生の姿は,入学時の時より大きく成長していた。
試合終了のホイッスルが,これからの始まりだと信じて止まない選手たちの表情が感動的でもあった。
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