花巻東高等学校


小田島實理事長先生	小田島順造校長先生	大石満雄花巻市長	佐々木優斗君

６ - 記念式典

	本校創立50周年を記念し，今まで学校運営に功績のあった方々を顕彰するとともに，今後ますますの発展を誓い合う。

		平成18年10月21日（土）午前10時より　　　花巻東高等学校第一アリーナにて

		司会進行　　大森　松司教頭

		01.　開会のことば　　似内　利正教頭 02.　国歌斉唱 03.　理事長告辞　　小田島　實理事長 04.　校長式辞　　小田島　順造校長 05.　記念事業報告　　照井　早専務理事・学院長 06.　感謝状ならびに記念品贈呈 07.　ご来賓祝辞　　　岩手県知事　　増田　寛也様　　　花巻市長　　大石　満雄様　　　岩手県高等学校長協会会長　　鈴水　文雄様（祝電披露・来賓紹介） 08.　生徒代表のことば　　佐々木　優斗君 09.　校歌斉唱 10.　閉会のことは　　似内　利正教頭

告　辞（要旨）

　花巻東高等学校創立五十周年記念事業
　実行委員会会長学校法人花巻学院理事長
　小田島　實
　本校は新余曲折，幾多の変遷をたどりながら歩んでまいりましたが，創立者が目指した高邁かつ清新堅実な校訓である「感謝」・「報恩」・「奉仕」の精神を醸成し，「勤勉にして進取の気概を持ち，学業を尊び，真理を求め，正義を愛する」という人間育成を根底とする教育方針のもと，多くの優れた人材を世に送り出し前進を続けております。
　また，本校は私学としての独創性と数々の特色を形成し，最近においても運動部や文化部の活躍も目覚ましく，三回目の甲子園出場を果たした硬式野球部・十二回都大路を走り抜いた陸上部女子をはじめ，二年連続インターハイに出場した女子ソフトボール部，全国私学大会へ出場した男子バレーボール部の活躍等顕著なものがあります。
　学習面においても年々増加する大学進学希望者のニーズに対応すべく，学科の改編や，さらには進路希望の多様化に伴ったコース制の導入等，生徒個々の探求心や向上心を引き出し，時代の要求に応える人材育成に取り組み，今年は特別進学コースをさらに強化し，有能な教師陣を配置して充実した学習活動に努めているところです。
　これからの私立学校は，少子化が進む中で社会の価値観，経済の動向，教育界の変動によって，絶えず困難な状況をはらみながら乗り越えていかなければなりません。創立五十周年を機に教育の原点に立ち返り，新たな校風と伝統創造を求めてまいる所存であります。

感謝状贈呈者

理事長　贈呈
　学校創立者
　　故徳永　四郎様（花巻商業高等学校創立者）
　　故伊藤　祐武美様（花巻商業高等学校初代理事長）
　　故谷村　貞治様（谷村学院高等学校創立者・初代理事長）
　歴代校長
　　北村　稔様（花巻東高等学校第二代）
　　故宮野　秀榮様（花巻東高等学校第三代）
　　佐藤　泰彦様（花巻東高等学校第四代）
　　及川　正志郎様（花巻東高等学校第五代）

校長　贈呈
　歴代ＰＴＡ会長
　　伊藤　實様（花巻東高等学校第四代）
　　畠山　　誠様（花巻東高等学校第五代）
　　佐藤　志津雄様（花巻東高等学校第六代）
　　須藤　　功様（花巻東高等学校第七代）
　　菊池　和美様花巻東高等学校第八代）
　歴代同窓会会長
　　笹木　賢治様（花巻東高等学校第三代）
　特別功労者
　　葛巻　久八様
　　渡辺　　勤様
　　氏家　みや子様
　　高橋　静江様

式　辞（要旨）

　花巻東高等学校創立五十周年記念事業
　実行委員会副会長　花巻東高等学校校長　　小田島　順造
　本校は，前身である花巻商業高等学校・富士短期大学付属花巻高等学校と谷村学院高等学校を源流とし，昭和五十七年統合によって花巻東高等学校として誕生したものであります。両校は，私学教育の理想を掲げた創立者三氏，徳永四郎先生・伊藤祐武美先生・谷村貞治先生によって創立されました。いずれの方々も，高潔な人格にして青少年に対する真摯な情熱，崇高な夢と強靭な意志により学校運営の陣頭に立ち，今日の礎を築いたのであります。
　顧みますと，時に学院の経営面で何度かの厳しい風雪に耐え忍びながらも，建学の精神を体し，数々の試練を乗り越えて，五十年の歴史を刻んでまいりました。
　平成八年には，花巻市のご支援をいただき，ここ松園の新天地に教育の殿堂を移し，四季折々の織りなす自然の，もっとも恵まれた教育環境のもと，感謝・報恩・奉仕・勤勉・進取の校訓の精神を形成しながら，一段と学業に精進し，部活動においても多くの輝かしい成果を収め，校名の高揚を図り，私学ならではの校風作りに努めてまいりました。
　これからも創立者の目指した人材育成の基本理念をしっかりと受け紺ぎ，創立五十周年という大きな節目を機に，さらなる充実・発展を目指す所存であります。


特別功労者の方々	入場される各中学校長の先生方

感謝状を受賞される故伊藤祐武美氏ご令嬢伊藤明子様
	ご来賓各位