6月24日(火)花巻市の姉妹都市ラットランド(米国バーモント州)より6名のお客様を迎えた。
ラットランド市(Rutland)は,新花巻市合併前の石鳥谷町と,人口規模や地形が似ていることから昭和61年より姉妹都市であったが,新市になってさらに継続調印がなされている。
来校後,さっそく開会行事が行なわれ校長先生の歓迎のあいさつ,そして覚えたての日本語で来訪者が自己紹介をして交流が始まった。 |
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1. |
サラ・ペルティエ(ラットランド中学3年)14歳
ダンスが好きで地理が得意。 |
2. |
キャスリン・タディオ(ラットランド中学3年)14歳
水泳部に所属し,生徒会リーダーを務めている。 |
3. |
マディソン・アルダーマン(ラットランド高校1年)15歳
空手で紫帯の腕前。日本語の勉強を熱心に続けている。 |
4. |
サム・フォッグ(ラットランド中学3年)14歳
サッカーが大好き。富士山に登りたいと思った。 |
5. |
ペーター・トーマス・ディビッドソン(ラットランド中学3年)14歳
釣りとスノーボードが好き。高校ではラグビーをしたい。 |
6. |
ポーラ・トールドネイト(ラットランド中学校教諭)
フランス語教師で日本庭園と寺に興味がある。 |
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先ず,校長先生から本校の概略と,来訪者の質問から野球部の活躍と生徒の進路状況について説明した。
訪問者の日本についての印象として話題になったことは,東京では東京タワーや浅草浅草寺の大きさに驚いたこと。富士山は見るもの,いや登るものといったこと。食べ物では寿司とごはん(ライス)がおいしいとか。
岩手では三陸海岸(海)や田んぼが気に入ったということなどを話していた。
その後,校舎を案内しながらクラスマッチを見学したが,ちょうど行なわれていた綱引きに飛び入り参加して米国対日本の対戦が実現。2対1で米国側に軍配が上がった。さぞかし喜んでくれたことだろう。
興奮覚めやらぬうちに,本校の国際交流ESS同好会の生徒との交流の時間になったが,その生徒たちがクラスマッチ対戦中で遅れてしまい,その間1年生有志10数名が交流を楽しんだ。
本来であれば,授業参観とか茶道や書道等の日本文化の体験などが企画されるところであるが,クラスマッチのためそれはかなわなかったものの,こういう交流もよかったのではないだろうか。 |