今や,岩手大学硬式野球部の屋台骨を背負っているのは花巻東の出身者である。2年生の石井君であり3年生の後藤君,さらに4年生の千葉君と,後輩たちに負けじと活躍中である。
そして,その岩手大学を破って全日本大学野球選手権大会に出て準優勝した富士大学のキャプテン夏井君(4年生)も本校の卒業生である。
その岩手の大学野球界に来春からデビューすることになるのが川村悠真君(黒石野中出身)である。ご存知のように川村君は,監督の佐々木先生のもとで今年の硬式野球部を引っ張ってきた主将である。
川村君がチャレンジしていた岩手大学の合格発表が12月3日(木)に行なわれ,みごと教育学部に合格した。これで硬式野球部からは5年連続で岩手大学に合格したことになる。
川村君は,入学時より自分の将来の行き方についてしっかりとした考えを持っており,厳しい練習と学業に明け暮れながら自己研鑽を積んできた。読書量が多く,責任感旺盛。他から頼られ,物事に動じない落ち着きを持っている。
本校の野球部は86名と大所帯であるが部員一人ひとりに心配りができ,監督の信頼のもと,よく部をまとめ上げてきた。
今まで本当にご苦労様。そしておめでとう。今後は岩手の大学野球界を引っ張って全日本大学野球選手権大会初優勝を成し遂げて欲しいものである。そして郷土岩手の未来のために,立派な教員になって夢をかなえることを心から期待する。 |