卒業試験を終え,ホット一息ついた2月9日(火)の3・4校時を利用して,生徒会執行部主催による3年生を送る会,「平成21年度 予餞会」が,午前11時15分より本校第1アリーナで開催された。
1・2年生の待つ会場に,充実感でみなぎった顔をほころばせながら3年生が入場する。今年度は,硬式野球部が春センバツ初出場で準優勝・夏ベスト4・秋のトキめき国体第3位という,校史に燦然と輝く金字塔を打ち立て,それを全校生が一丸となって応援してきた年であった。
野球応援の関係で,自分たちの練習も間々ならなかったと思うが,それでも 野球部に負けまいとソフトボール部のインターハイ出場をはじめ,バレーボール部・バスケットボール部・柔道部・サッカー部等がそれなりに活躍した年であった。
アトラクションが始まり,最初に今年度の数々の思い出をビデオ上映で振り返り,それぞれが感慨に耽った。その後,2年生有志20数名が1週間ほど前から放課後1・2時間ほど練習してきたというコーラスを披露した。曲目は「ウィー・アーザ・ワールド」で,25年前にアフリカ救済のためミュージシャンが歌って流行したが,さらにこの度のハイチ地震で被害に遭われたハイチの人々に元気を贈ろう,ハイチを救済しようと,再び歌われ出したキャンペーンソングをギター・ピアノ・ドラムスのメロディーに載せて大合唱した。
その後ドラムスのソロ演奏あり,コントありで,場内は時折笑いに包まれるなど,たいへん和やかなひとときであった。
最後に,野球部3年のひょうきん者,多々野元太君(見前南中出身)・伊藤清也君(南城中出身)・横倉怜武君(金ヶ崎中出身)が,突然生徒会執行部から指名され壇上に担ぎ出され,後輩に対して即興でお礼のコントを披露。
その後,生徒会執行部が用意した魔よけと祝賀を表すクス玉を3人が割り,それぞれの前途洋々たることをみんなで祈って終了となった。
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