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花巻東高等学校

ホットスプリングス市より,15名の訪問団来校 交流により相互理解を深める

 9月6日(月),本校にアメリカ合衆国アーカンソー州ホットスプリングス市から,高校生と市民訪問団を迎えた。
 第一陣は,午前9時過ぎ高校生10名と引率教員1名(ジェシービル中学校長)が来校された。歓迎行事の後,本校ALTのトーマス・ホールトン先生(米国出身)の授業を受講。外来語のカタカナ表記と英語の発音の違い,食べ物の話題から日米の文化の違いなど,トーマス先生のユーモアを交えた講義に触発され,生徒たちはリラックスした雰囲気で質問や意見を述べ合っていた。
 その後一旦,学校の施設・設備を,大森副校長先生が案内して見学してもらった。さらに授業体験として3年A組のリーディングの授業に臨んだ。この日のため,担当の楢山先生は特別メニューの授業を計画されており,英語で自己紹介などを互いにし合ってから米国高校生に漢字や平仮名・片仮名などの日本語を教えるという課題をこなすのに一苦労。4人ほどのグループに別れた生徒たちは,真剣に,そして楽しそうに取り組んでいた。
 昼食もその場で一緒に摂り,一気に距離が縮んだ生徒たちはお互いの写真を撮り合い,交流を深めていた。
 午後の授業は,2年生の商業経済コースの文書デザインの授業(高橋浩先生担当)と体育の授業(男子・木村司先生/女子・松岡武夫先生)を体験。男子は水泳,女子はバレーボールに取り組み,ともに汗を流した。


歓迎のあいさつをする小田島校長   ジャニス ジェシービル中学校長
歓迎のあいさつをする小田島校長   ジャニス ジェシービル中学校長

来校した高校生   お土産をいただく
来校した高校生   お土産をいただく

来校した高校生

国際交流室
平成22年度海外青少年受入事業(ホットスプリングス市)要項
 
1.来校者  
高校生10名 引率1名 敬称略
エミリー・ホランズワース   (ファウンテンレイク高校)
ジルー・タイラー   (ジェシービル高校)
マリナ・スウィーテン    (    〃    )
テイラー・ホーンズビィ    (レイクハミルトン高校)
テイラー・ウィースト   (     〃     )
ジュリア・ロス   (     〃     )
アシュリー・ルイス   (     〃     )
キャッシィ・シーツ   (     〃     )
サイモン・ジョーダン    (ホットスプリングス高校)
ペイジ・モーヒュー   (ホットスプリングス高校)
ジャニス・ブレマー     (ジェシービル中学校長)
他,市民訪問団5名    
マーリン・リー       (元軍人)
クリスティン・ブラック   (市役所職員)
ジョイ・ブラック   (元レイクハミルトン高校教員)
ロバート・ニールソン   (スーパーマーケット店長)
メアリー・ニールソン   (姉妹都市基金プログラム・コーディネーター)
2.来校日程   平成22年9月8日(水)午前9:30〜午後4:30
   
1. 9:30〜   開会行事(第1会議室) 
 校長あいさつ
 自己紹介
2. 10:00〜   トーマス先生による授業(花巻について)
3. 11:00〜    施設見学(その後,2A英語Uに参加)
4. 12:00〜    授業体験(3Aリーディング)
  12:50〜    昼 食(3Aで)
5. 13:30〜   授業体験(2D・E文書デザイン)
6. 14:30〜
15:30〜
  授業体験(2B・D体育)
茶道体験(作法室)
  16:00〜     閉会行事(第1会議室)
3.参加者
   
校 長・理事長・副校長・事務長
国際交流室員  

中 順子・寺尾和敏・トーマス・ホールトン

授業担当者  

楢山晃史(3A)・高橋 浩(2D・E)
木村 司(2B・D男)・松岡武夫(2B・D女)

茶道体験   平 芳江・榊 悦子・茶道部員

トーマス先生の授業   校内施設の見学
トーマス先生の授業   校内施設の見学

リーディングの授業に加わる   自己紹介が始まる
リーディングの授業に加わる   自己紹介が始まる

体験授業   体験授業
体験授業茶道部の生徒たち

 放課後には,遅れて来校した第二陣(市民訪問団5名)と合流し,茶道体験を行なった。
 高校生は初めての体験で興奮気味であったが,やはり正座には四苦八苦の状況。月と蛍をかたどった和菓子の美しさと抹茶の苦さ(bitter)に魅了された訪問団は,日本文化を十分に堪能したようだった。
 お別れ会では,訪問団個々が,感謝のことばと本校のすばらしさを口々に語っていた。
 大森副校長先生は「10年前には,県大会にも出ていなかった本校の柔道部が,今や県第3位に躍り出るなどの活躍を見せているが,それはブラジルから来た柔道のできる留学生(1年間)の刺激と影響が大きかった。みなさんも,ぜひ本校に長期留学して欲しい。」と熱いエールを送っていた。小田島順造校長先生からは「昨今の地球規模の環境問題などを解決するのは,君たちのような若者である。今回の交流を通して,世界のことを考えられるような人間になって欲しい」と。そして,伊藤明子理事長先生からは,宮澤賢治の「世界が全体,幸せにならないうちは個人の幸福はありえない」のことばが紹介され,会場にいる全員が二人の言葉の意味をかみしめていた。
 短い時間であったが,訪問団のみならず,本校生徒・教職員にとっても実りある一日となった。

午後から市民団が合流   茶道体験
午後から市民団が合流 茶道体験

お別れ会が催される   姉妹都市コーディネーター メアリーのお礼のことば
お別れ会が催される 姉妹都市コーディネーター メアリーさんの,お礼のことば

ともに別れを惜しむ生徒たち
ともに別れを惜しむ生徒たち



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