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今年度第1回の進学セミナーが,去る8月26日(金),1年生(A組43名)を対象に,本校サテライン受講室にて開催され,『夢を実現させるために,今すべきこと 〜 部活動と勉強の両立を通して 〜 』と題して,岩手県立一関第一高等学校進学指導主事の及川研一先生にご講演をいただいた。
「社会人基礎力(アクション・シンキング・チームワーク)を身につける」や「3点固定の徹底(起きる時刻・寝る時刻・机に向かう時刻)」など,これから大学進学を志す生徒にとっては心に響く内容が満載されており,大学へ進学する意義・勉強と部活動の両立,そして現在の大学入試制度についてまで,事細かに説明された。
2時間にわたる講演であったが,少しでも進学に対する心構えを吸収しようとする生徒の真剣なまなざしが,とても印象的であった。 |
平成22年度 第1回進学セミナー |
次 第 |
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司会 |
寺尾先生(第1学年団長兼進学指導課長) |
1 開会のことば |
大森副校長 |
2 講師紹介 |
小田島校長 |
3 講 演 |
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演 題 |
『 夢を実現させるために今すべきこと
〜 部活動と勉強の両立を通して 〜 』 |
講 師 |
岩手県立一関第一高等学校進学指導主事
及 川 研 一 先生 |
4 お礼のことば |
小原大樹君(1Aホームルーム委員長) |
5 閉会のことば |
大森副校長 |
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進学セミナーの主旨を話される校長先生 |
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講師の及川研一先生を紹介する |
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有為な人材になるための努力を説く及川先生 |
自分は大学に進学し,将来は公務員になりたいと思っています。その中での今回のセミナーは,とても参考になりました。
及川先生はご自身の体験を踏まえながらのお話でしたので,とても分かりやすく,その中で「働くこと」についてのお話では「 〜という形で人の役に立つことをしたい」という「志」がたいせつなのだということを改めて理解できました。
社会に出て働くためには,ある程度の資質や能力が必要です。特に,今の学生の読解力は最近落ちていると話されておりました。この読解力は,本や新聞を読むことで養われると思います。自分は今,本を読む量が少ないと思うので,学校での朝読書の時間だけでなく,業間や休み時間,寮でもできるだけ本を読みたいと思います。
自分は部活動をしていて帰る時間も遅く,そこまで時間があるわけではありません。しかし,勉強もしなければなりません。お話を聞いて,やはり机に
向かうことがたいせつだと分かりました。これからは10分でもいいので,特に数学と英語をがんばっていきたいと思います。
また,これから大学進学や社会に出ていく上で,コミュニケーション能力がたいせつだと話しておられました。コミュニケーション能力とは,言葉のキャッチボールができるかどうかだそうです。これはある部分,私はしっかり意識できていると思います。あいさつやゴミ拾い,服装などもできていると思っています。
これからは勉強にさらに力を入れていき,部活動と勉強を両立させていきたいと思います。
小向宏樹 君(硬式野球部所属) |
私はこれまで,卒業後の進路として就職を考えていましたが,進学セミナーを通して,進学にも,ちょっと興味が出てきました。
「働くことの意味を要求される資質」のところについて,私はこれまでやりたいことをやろうと,ずっと思ってきましたが,これからは親の意見も聞かないといけないと思いました。
私は,ただ単にこの仕事をやりたいと思っているだけで,自分に合っているのかも分からず,本当に続けていけるのかも,実は分かりませんでした。しかし,これからは親とのコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。
先生は勉強のことでは,毎日数学と英語は勉強した方が良いと話されておりました。 帰る時間が遅く,時間を作ることは難しいのですが,「5分でもいいから机に向かう」とのことでしたので,今はまず5分に集中して取り組んでみようと思っております。積み重ねていけば,きっと将来に役立ってくれることがあると思うので,自分のためにも取り組んでいきたいと思います。
多田美沙希 さん (陸上球技部所属) |
私が進学セミナーを通して印象に残った言葉は,「成功した人は,みんな努力している」という言葉と,「間違うことも良い勉強」という言葉でした。
どちらの言葉も,勉強だけではなくスポーツに置き換えて考えてみても納得できます。 私の場合,努力しているのに全然結果が現れないと「意味ないんだ……」
と思ってしまうことが多いのです。でも,スポーツで成功してテレビに出てい
る人は長い時間練習に励み,また難解大学に受かった人であればかなりの量の勉強をしての結果だと話されておりました。
最初のうちは結果が出ないと嫌になると思うのですが,成功した人はみんなそのような経験をしてきていると思うと,部活にしても勉強にしても,これからはもっと努力していきたいと思いました。
部活動の監督さんは,よく「失敗を恐れて守りに入るな」と言います。でも,実際そうするのは難しいことで,誰だってミスするのは嫌だから守りに入るのが普通だと思っていました。しかし,進学セミナーの先生はそれを改善するように
強く指摘されていました。
勉強でも,すぐに答えを求めてしまうことが私には多いのです。でも,間違うこともよい勉強で,次から同じ間違いをしなければよいと話されておりました。
これからはミスを怖がらず勉強も部活動もやっていきたいと思います。
照井 茜 さん(ソフトボール部所属) |
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ひと言も漏らさず熱心に聴く生徒 |
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お礼を述べる小原君 |
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