さて，前々年まで高い評価（70％以上）をいただいていた設問に　４の　日課・時限，　18の　部活動・生徒会活動の活発化，　19の　学校行事の適切化，　24の　学校環境，　27の　電話応対，　等の他に，昨年は　２の　特色ある学校作り，　15の　生徒の整容・マナーの自覚，　25の　開かれた学校づくり，　28の　事務対応，　31の　部活動実績，　の５つの項目が新たに加わり，合わせて10項目になっていた。
そして今年度は，さらに　１の　教育方針の説明，　５の　生徒への評価，　12の　生徒の意欲的な学校生活，　15の　服装・あいさつマナー，　の４つの項目が加わり14項目になった。
　その他，昨年よりも肯定的見解（50％以上）でとらえていただいた上，昨年と比較して5ポイント以上肯定的見解を伸ばした設問には，　１の　教育方針の説明，　２の　特色ある学校作り，　４の　日課・時限，　５の　生徒への評価，　８の　教育課程の編成，　12の　生徒の意欲的な学校生活，　13の　教職員の公平・公正さ，　14の　規範意識・自律心の涵養，　17の　交通安全指導，　18の　部活動・生徒会活動の活発化，　19の　学校行事の適切化，　　24の　学校環境，　　28の　事務対応，　29の　学校徴収金，　の　14項目あり，　特にも昨年まで　29の　学校徴収金，　については，50％以上の肯定的見解まで達していなかったが，ご納得いただけるようになってきたことはありがたく，総じて学校の取り組みに対する評価をいただいたものと，学校としてたいへん嬉しく思う。
　逆に，マイナスの評価がやや高かった（30％以上）のは，昨年より１つ減り　22の　学校と保護者の連携，　であり，５ポイント昨年より数値が増加したことは残念である。今後打開策を具体的に考え，実行していくことが求められるであろう。
　その他，マイナスの評価については，それぞれ若干の推移はあるものの，ほぼ横ばい状態といえると思う。中でもマイナスの評価が5ポイント以上減らした設問には，前述のとおり29の　学校徴収金，　が上げられる。
　その逆に懸念材料として，マイナスの評価が30％以下ではあるものの，昨年よりもマイナスの評価が5ポイント以上増加した設問には　　16の　生徒の健康管理，　23の　ＰＴＡ活動の活発化，　　26の　中学校への働きかけ，　31の　部活動実績，　等があった。16・23・26については，当然学校として改善していかなければならないし，31については，昨年の甲子園出場による全校応援体制等で，各部の練習や合宿等に支障が生じてのことだったかもしれない。
　また，マイナスの評価が高いわけではないが，肯定的評価指数の低い（50％以下）回答設問で，今後学校がさらに力を入れて取り組まなければならない項目としては，　３の　分かりやすい授業，　　21の　悩み相談体制，　22の学校と保護者の連携，　　30の　進路実現，　等があるが，これらについては設問の内容上，回答者である保護者の方々には判断の付き兼ねる内容もあり，直接保護者に係る　22の学校と保護者の連携，　の項目を除けば，�Dの「分からない」の数値も高いようである。
また，設問の12の　生徒の意欲的な学校生活，　　15の　生徒の整容・マナーの自覚，において，生徒の意識に，２極化傾向が窺えるが，（4）の「思わない」が，回答中最小数値であったので，ややホッとしている。「立志夢実現教育」を標榜している本校にとって，ここが０になるよう，さらなる努力しなければならないのは当然のことである。
　その他，保護者の方々から寄せられたご意見が25件ございました。
　アンケート結果から判断して，大多数の意見とは限りませんが，それらについても真摯に受け止め説明させていただきました。

　 今後，さらに分析を重ね，正すところは正し，職員一同よりよい学校作りに邁進していきたいと思っております。ご協力ありがとうございました。