年に2度実施される,全国商業協会簿記実務検定試験。その2回目が,平成23年1月23(日)に実施され,このほど合格者が発表になった。
その結果,一級の科目合格者が延べ3名,そのうち柳澤祐希君(紫波一中出身)が両科目でみごと一級に合格し,昨年の桑島咲さん(金ヶ崎中出身・ソフトボール部・花巻高等看護専門学校1年生)に引き続き,簿記実務検定試験一級を完全制覇した。
一級の科目合格だけでも至難の業であるのに,完全制覇は,まさに柳澤君の「立志夢実現」の決意の現われと,周りから感嘆の声が寄せられている。
桑島さんは在学中ソフトボール部に所属し,捕手として活躍して全国大会に6度も出場したアスリートでもあったが,柳澤君も成長著しいバスケットボール部に所属し,1年次より中心選手として活躍。3年次にはバスケットボール部のキャプテンとなり,新人戦・高総体・選抜大会の3大大会においてチームを創部初のベスト4に導いた立役者でもある。自らも優秀選手にも選ばれたが,その能力は県内でも注目されている。
責任感が強く,何事に対しても積極的な柳澤君は,卒業後も勉学に励むため八戸大学への進学を決めた。当然,バスケットボールは続けるそうだ。
また,原価計算で1級に合格した鷹觜真未さん(紫波一中出身)も,3年間ソフトボール部のマネージャーとして活躍し,全国高校女子選抜(大阪)やインターハイ(奈良)等にもスコアラーとしてベンチ入りし,チームと選手を陰ながら支えてきた。任務もテキパキとこなし,選手や指導者からの信頼も厚い。
卒業後は,東北生活文化大学短期大学部への進学を決めており,やはり文武両道を成し遂げたと言えるであろう。
今まで,花巻東で鍛え上げた精神力で,さらなる活躍を目指してもらいたいと思う。
本当におめでとう ! よくやった。 |