今年度は,4月18日(月)の朝から「全校朝読書」が始まった。
これは平成12年に始まった本校学校改革・教育改革の一環として,生徒の集中力・持続力を高めさせることと,毎日一定の時間に自分が選んだ本に集中することで自主性や主体性を養わせることを目的として取り入れたものである。
活字の意味を追うことにより,自ら問題を見出し,考える力の基礎力としての思考力・想像力をも育て養い,問題を解決する能力や姿勢を身に付けさせるなど,その効用は大きい。
事前に,各クラスで担任がその目的や開始日時を指導し,入学式においても菅原学習メディアセンター長から保護者に対して説明するなど,協力を仰いだこともあってか,朝8時40分には全校が静まり返った中で読書が始まった。
生徒も教師も各自が選んだ本に集中する10分間は短く,あっという間に過ぎるが,「積小為大」の教えの如く毎日の積み重ねが,きっといろいろな場面で今後成果として現れるはずである。
同日,本校の学校図書館である学習メディアセンターも開館し,昼休みなどは多くの生徒でにぎわいを見せていた。 |