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花巻東高等学校
頑張ろう岩手・頑張ろう日本!みんなの力を。みんなに力を。

 先ごろ,岩手県国際交流協会より学校へ連絡があり,昨年6月7日(月)に本校を訪ねられた「21世紀東アジア青少年大交流計画」による韓国教員訪日研修団(第3団)の方々が,今回の大震災の被災者支援として義捐金を募られ,当協会に届けられたと言う内容であった。
 同プログラムで通訳をされていた李美美さんが,ソウルで韓国教員訪日研修団の先生方と対面し,韓国教員の方々が集められていた岩手県への義捐金を受領され,当協会へ送金してくださったと言うことである。当協会ではその義捐金を岩手県に贈り,今後は岩手県内の被災地の支援・復興に役立てられるそうであるが,ほんとうにありがたいことである。
 また併せて,韓国教員訪日研修団の方々から応援メッセージが届けられたと言うことで,タイトル壁紙の写真と一緒に同封されてきたので紹介いたします。


韓国教員訪日研修団のみなさんからのメッセージ

美しい岩手県を守ってください。頑張ってください。
ぺ・ジャンリョル さん
困難な状況を若い日本の学生たちが,必ず再建すると信じます。
花巻東高等学校 ファイト
シン・チュンヒ さん
日本が以前の姿を取り戻すことを,切に祈っています。ファイト !!
(恵化女子高等学校 教師)イ・ウンジュン さん
頑張れ 岩手県
シン・チュンヒ さん
必ず,克服できると信じています。
キム・グァン さん

左から2番目が韓国教員訪日研修団の団長だったシン・チュンヒさん
左から2番目が韓国教員訪日研修団の団長だったシン・チュンヒさん

 また,これ以前にはアメリカ合衆国ホットスプリングス市や姉妹校のレイクサイド高校からもメッセージが届いておりましたので併せて紹介いたします。


ホットスプリングス市のみなさんからのメッセージ

花巻東高等学校のみなさんへ

 被災の様子をメールにてお知らせいただき感謝いたします。
 私たちは学校にいるみなさんのことをとても心配し,安全を祈ってやみません。
 前花巻国際交流室室長の布臺(ふだい)一郎さんとの携帯でのメールのやりとりを通じて,花巻にいる友人たちが無事であることを知りました。こちらでは,誰もがテレビやインターネットに釘付けになり,祈りを捧げています。
 継続して情報をお知らせ下さい。どうか御無事で。
 私たちは岩手県の被災した人々のために災害基金を設立いたしました。月曜には学校をまわり,生徒たちに基金への協力を呼びかけるつもりです。
 みなさんの安全を心からお祈りしております
マリーさん(ホットスプリング市国際交流コーディネーター)3.16
花巻東高等学校のみなさんへ
 

 災害発生時から,ずっとあなた方,またあなた方の友人・隣人・家族,そして日本にいる全ての人々の無事を心から祈っております。気を強く持って。
 ここアメリカにいるあなた方の友人たちは,できる限りのことを尽くして支援をするつもりです。
 幸多からんことを

ケイさん(ホットスプリング市ビジネスコーディネーター)3.16

花巻東高等学校のみなさんへ

 

 私たちは,みなさんの健康をとても気にかけており,みなさんの安全が確実になるようにしたいと思っています。
 また,私たちは被災者のために何らかの救援活動を計画したい,もしくはそういった計画に参加したいと思っています。どのような支援が最善でしょうか。私たちにできることを,ぜひお知らせ下さい。

ロン・フランクリン先生(レイクサイド高校国際交流コーディネーター)3.16

拝啓 親愛なる生徒諸君へ

 

 日本の花巻東高等学校が新年度を迎えるにあたり,アメリカ合衆国アーカンソー州ホットスプリングス市のレイクサイド高校が,生徒諸君を歓迎する一端を担えるということを,私は姉妹校の校長として誇りに思う。生徒諸君,花巻東高等学校で教育を受けることができる君たちはとても幸運だ。なぜなら,君たちの学校運営陣および教師陣は,人生や学業において成功を収めるのに必要な教育を君たちに与える準備が整っているからだ。
 大森副校長先生が本校を訪問されたとき,私は自分をとても小さな人間のように感じた。なぜなら,大森副校長先生は花巻の若人への教育に人生を捧げている尊敬すべき人間であり,私は彼からたくさんのことを学んだからだ。学問分野において彼のような性質を実現したいというのが,私の心からの願いだ。
 若人よ,君たちは日本を襲った大地震と大津波による悲劇の時代を生きている。しかし,忘れないで欲しい。私たちは常に君たちのことを思い,祈りを捧げているということを。そして私たちは確信している。日本という美しい国が逆境を乗り越えていくために,君たちは己に課せられた使命を全うするであろうということを。
 レイクサイド高校の学生たちは,ホットスプリングス国立公園姉妹都市財団によって設置された日本の被災基金に寄付をすることができ,とても名誉に思っている。これが,花巻に住む同胞たちを援助するための,少ないながらもその一助になればと願ってやまない。
 レイクサイド高校一同は,君たちにとって今年が最も成功した一年となることを,切に願っている。
 花巻市,そして花巻東高等学校を近い将来訪れるときが来ることを,私は今から心待ちにしている。 敬具

アメリカ合衆国アーカンサー州ホットスプリングス市    
レイクサイド高校ブルース・オール校長先生 3.30

トーマス・ホールトン先生へ

 

 東日本大震災において,あなたが個人的に交流を持つ人々を失い,そして苦悩しているということを知り,私もまた悲しみに暮れています。このことを大森副校長はじめ,教職員のみなさまにもお伝えください。
 この震災によって引き起こされた惨事を目の当たりにした上で,新しいクラスを受け持っていくということがいかに難しいことかということは想像に難くありません。しかしながら,花巻東高等学校の教職員および生徒諸君が素晴らしいリーダーシップを有しているということを知り,私は非常に安心しているところです。
 今まさにこのときが,我らが学校の生徒にとっては,支援のために最善を尽くすべきときであり,大森副校長および学校経営陣にとっては,生徒や教職員を支えるために最善を尽くしているときであるのでしょう。
 私は今,日本への支援のために私たちの地元の学校が義援金を集めているという地元紙の記事に,釘付けになっているところです。その記事によると,2,685ドルもの支援金をレイクサイド地区だけで集めたということでした。「レイクサイド地区だけで」というのは,ひょっとすると新聞社の間違いではないかと思うのですが・・・。
 それはそうと,私の末娘の通う小学校が,以下の記事に掲載されました。子どもたちにとって,義援金として学校にお金を持ち寄るなど,自分たちができることを実践することはとても意味のあることであったでしょう。
 引き続きみなさんにお伝えください。私たちはあなた方のことを思い,祈りを捧げております。われらが友人たちに再会できる日を楽しみにしております。
 幸多からんことを

レイクサイド高校ブルース・オール校長先生 4.15
記事の概要
   レイクサイド地区において,11の小中高等学校が2,685ドルの義援金をホットスプリングス市国立公園姉妹都市基金の日本支援基金へ寄付した。
 この寄付金のうち,レイクサイド小学校は最も多くの額842ドルを占める。なお,この義援金は3日間に渡って集められたものである。
 「私たちはこの義援金を,被災者の受け入れ地になっている我らが姉妹都市花巻市に即急に送った。」と,当基金会長のムーラン氏談。
 また氏は「ハリケーン・カトリーナという災害時に花巻の学生が行なった寄付の恩恵を受けた家族や学生たちが,今度は逆に花巻への支援を行なっているという現象は非常に喜ばしい。」とも。
 募金活動は,今もなお多くの学校や団体によって進められています。



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