本校では,生徒の学力向上のためには必要不可欠の教職員の教育力・教科指導力の向上を図ることを目的として,「授業研究研修会」を春と秋の年2回実施している。
今回で第7回目を迎える本研修会では,理科の教科を取り上げ「生徒の興味・関心を引き出す授業の工夫」をねらいとして,教科指導の研究・研修を岩手県立総合教育センターから助言者として2名の先生を講師としてお招きし,実施した。
研修日の5月31日(火)の6校時を臨時休業とし,授業受講該当生徒以外の生徒が帰宅の徒に就いた後に,普通教室棟3階の3年C組教室・3年X教室を会場として,キャリアデザイン(教養)コースの3年C組では「理科総合B」を,アスリート特進コースの1年A組では「理科総合A」の授業を実施し,全ての先生方が参観した。
授業公開後の15時10分からは管理棟1階の第1会議室で全教職員が参加して授業研究の研修会を開催し,生徒にとって興味・関心の高まる授業のありかたや効果的な学習成果を上げるための授業の展開等について,真剣で熱心な意見交換やそれぞれの教育実践例を上げての情報交換がなされた。
特にも今回の研修会では,授業評価シートの活用について助言者より提案がなされ,自己評価・教師同士の相互評価等についても,これから取り組んでいかなければならない課題として取り上げられた。 |