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花巻東高等学校

 第一学期末定期考査初日の6月9日(木),午後1時30分よりサテライン受講室において,法人主催の「第18回 平成23年度 夏季現職研修会」が開催された。
 今回の研修会では,高い進路指導力で全国的に注目され,近年講演会に引っ張りだこの本校教頭の村上育朗先生が『今,教育に何が求められているか』と題して講演を行なった。
 本校は,転勤が無いため,生徒のゴールイメージを意識しながら,腹をくくって手間とこだわりを持って,骨を埋める覚悟で徹底した教育活動ができるのである。しかしその反面,外からの風が入って来にくく,時にぬるま湯状態で鈍化しやすく,独善的に陥りやすいのも欠点である。
 そういうことを防ぐため,当然先生方は日常から研鑚を積まれてはいるが,法人でも定期的に先生方の研修の場を提供してそれに寄与している。
 定期考査で,採点などの多忙な業務を残してはいるものの,先生方が一堂に会することのできるのはこのようなときしかないのである。
  それぞれが,この時ばかりは教科指導やクラブ指導から解放され,講師の話をじっくりと聴き,その後の意見交換では,私学教員としての心構えと資質能力を高めるための実践についても学ぶことになったと思う。


第18回 平成23年度 夏季現職研修会
次 第
  司会進行  総務部長 木 村   司 先生

 1.

開会の言葉
  副校長 大 森 松 司 先生
 2. 主催者あいさつならびに講師紹介
  副校長 大 森 松 司 先生
 3. 講 演
 

講 師 村 上 育 朗 先生(本校教頭)
演 題 『 今,教育に何が求められているか…… 』

 4. 意見交換  
 5. 閉会の言葉
    副校長 大 森 松 司 先生

主催者としてあいさつする大森副校長   主催者としてあいさつする大森副校長
主催者としてあいさつする大森副校長

いよいよ熱が入ってくる   いよいよ熱が入ってくる
いよいよ熱が入ってくる

村 上 育 朗 先生の講演から
 先生は,「今回の震災によって失ったものも多いが,震災での体験があったから学べたこと,新たに生まれたものもある。また,このような非常時に冷静に状況を判断し,果敢に行動できる人間の育成にこそ教育の原点である。
 花巻東高校はとても元気のある学校であり,部活動や生活指導の面で,すばらしい成果を上げている。花巻東高校の持つ多くの可能性を,さらに形にすることが必要である。そのためには,教員の研修の機会をさらに充実させ,教科指導力や進路指導に対する高い実践力を身につけていくことが大事である。
 また,社会で必要とされる能力についても,これまでのように社会の価値観が一つであった時代は,計算能力や知識力があり,言われたことを忠実にこなす人材が良しとされたが,これからのグローバル化,多様化の時代には,コミュニケーション能力や高い交渉力,ネットワーク力といった人間力を合わせ持った,新しい価値観を生み出すことのできる人材の育成が求められる。
 生徒に対しても,さらなる学力向上や文武両立と凡事徹底を求め,社会で必要とされる能力を身につけさせることが求められている。」とまとめられた。





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