7月7日(木)の午前中,花巻市文化会館を会場に「平成23年度 花巻地区高等学校合同芸術鑑賞会」が実施された。
これは花巻地区の高等学校が合同で年1回行なっているもので,基本的には演劇・音楽・古典芸能の3つを輪番制で鑑賞している。今年は,演劇の順番で,東京演劇集団“風”の看板演目である「肝っ玉おっ母とその子供たち − あとから生まれてくる人たちに 」を鑑賞した。
当日は天候に恵まれ,朝のホームルームの後,各自徒歩や自転車などで花巻市文化会館に移動した。駐輪場では自転車を整然と置かせるため,交通安全委員が整列を指導した。そして午前10時から,大迫高校の生徒とともに本校生徒609名が,17世紀のヨーロッパ全土を巻き込んだ三十年戦争を舞台に,戦争に巻き込まれながらも逞しく生きる肝っ玉おっ母と3人の子どもや庶民の生活,そして戦争と平和の意味を迫力ある演技に引き込まれつつ考えさせられながら鑑賞した。
終演後,本校の学習メディアセンター委員長の牧野美咲さん(石鳥谷中出身)と大迫高校の生徒代表から出演者にお礼の言葉を述べ,花束を贈呈した。
その後,学習メディアセンター委員たちは舞台を訪ね,実際に出演者と会話する機会をもった。そして記念写真を撮影し,東京演劇集団“風”からは記念の色紙をいただいた。
講演終了後のパフォーマンスは,学習メディアセンター委員にとっては,とても良い経験になったのではないだろうか。 |