まさに新春を飾る,本校恒例の「平成23年度新春小倉百人一首かるた会」が,1月25日(水)より27日(金)まで開催された。
この大会は,日本の古典文学の素養を身に付け,生徒が将来,父・母になったときに我が子に和歌を教えられるようになれば,日本文化も守られるのではないかとの発想から,本校では伝統的に行なわれている行事である。
2年生が国語の授業で百人一首を勉強し,畳の敷かれている作法室を利用してクラスごとにカルタ競技を経験することによって,さらに和歌に興味を示してくれたり競技カルタに関心を持ってくれれば,本大会の主なる目的は達成ということになる。
さて,一組5・6名が畳の上に並べられた取り札100枚を,教員の朗詠に随って取り合う団体戦で競技が開始される。事前に教室で若干の実践練習をしてきているが,畳の上に座っての競技となると,普段とは全く違う真面目な雰囲気になり,生徒は集中して札を奪い合い白熱した大会となった。なかには,カルタ取りよりも畳の上で正座することに苦戦している生徒もいるようだった。
一枚一枚取るごとに,札を取った生徒の歓声や取られた生徒の悔しそうな声が作法室に響いて,緊張の中にも賑わいを見せていた。
多くの生徒がもう一度競技をしたいと望んでいたことからすれば,今年度も本大会の目的は達成されたのではないかと思う。
これと並行し,1月26日(木)と30日(月)には,本格的な競技カルタである「エキサイティング・トーナメント・カルタ」が,放課後作法室で繰り広げられる予定である。
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