本校では,生徒の授業への集中力を高めるため,10年も前から立腰教育を取り入れ実践している。その「立腰指導」は,新入生を迎えるこの春の時季に,毎年実施されている。
本年は4月9日(月)オリエンテーションの4校時目に,全校生が第1アリーナに集結して行なわれた。
「自ら腰骨を立てる」ということは,主体的に学習を始めとする全ての物事に取り組む姿勢を形作ることになるのである。それは校長先生が,ことあるごとに説かれられる「花巻東」の生徒のあるべき姿なのである。
始めに,伊藤新也生徒部長が「立志無くして立腰なし,立腰無くして立志なし」と,全体に対して立腰の根本精神を説かれ,その後一つひとつの身のこなしの確認がなされた。その一つひとつについて,具体的には立腰委員会の佐々木洋先生が,「人間は口先ではなく,姿勢や態度による佇まいが,その人間性を表わすのだ」と注意を促され,心構えの前に身構えを正しくすることのたいせつさを指導された。
新入生にお手本を見せた上級生は,みごとに姿勢を崩さず,しっかりとした姿勢やあいさつ,そして身のこなしを示していた。それは,今や本校の全校生徒に立腰教育が染み渡っているその成果を感じさせるものであった。
新入生も一日も早く先輩諸氏を見習って,自主性・主体性・集中力・持続力を身に付けて,本来のあるべき花巻東高等学校の生徒の一員になってもらいたいと思う。 |