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花巻東高等学校
国際理解週間に合わせ国際理解セミナーと海外派遣報告会開催される

 5月20日(月)からの1週間は,本校の今年度の国際理解週間である。
 国際交流室では,それに合わせて生徒エントランス前に,フェアートレードや5月23日(木)に行なわれる国際理解セミナー等についての学習コーナーが設けられ,生徒の関心を誘っていた。
 そして,その国際理解週間のメイン行事「第4回 平成25年度 国際理解セミナーならびに,第4回 平成25年度 生徒海外研修派遣事業報告会」が,23日午後2時10分より第1アリーナにて開催された。
 国際理解セミナーでは,岩手県立盛岡聴覚支援学校副校長で県国際理解教育研究会所属の安保訓子先生による「 駆け抜けた男 〜フィニッシュテープのその先に〜 」と題しての講演会が行なわれた。
 1936年ベルリン・オリンピック男子マラソンに日本代表として出場し,金メダルを獲得した孫基禎(ソンキジョン)選手の人生から,日本と韓国の不幸な歴史を勉強した。日韓併合時代,「日の丸をつけて走ること,そして表彰式で君が代を耳にすることはたいへんな屈辱だった」と孫氏は後に語っている。そして日章旗抹消事件から危険人物として監視されたり,日韓のはざまでもがき苦しんだが,それでも孫氏は時代を恨むこともなく,その後明治大学に留学。韓国の男子マラソンの指導をしながら,日本人選手が入賞した際には花束を贈るなど,90歳で亡くなるまで日本と韓国の交流に尽力されたという。そして安保先生は,孫氏の「戦争はいけないが,スポーツは勝っても負けても友情が残る」とのことばから“スポーツは世界の共通語”であると。さらに「国際交流では,互いのより良い未来を作るために,自分がどう行動すればよいのかを考えて欲しい」と,まとめられた。
 生徒たちは,今回の講演により,これからの日韓交流や隣国との領土問題等について考える機会を得たことだろう。
 生徒には,一人ひとりが「平和」や「国際友好」について若者の視点から考え,答えを導き出していって欲しいと思う。アジア,そして世界の,よりよい未来のために,行動していくことを期待してやまない。


☆ 国際理解週間の学習コーナー から

 

国際理解週間のに関係する展示コーナーの様子
国際理解週間のに関係する展示コーナーの様子

☆ 第4回 平成25年度 国際理解セミナー から

開会のことばを述べる目時指導監   進行は中国際交流室長

開会のことばを述べる目時指導監

  進行は中国際交流室長

あいさつする大森副校長先生   あいさつする大森副校長先生
あいさつする大森副校長先生

紹介される安保先生   花巻市の越後国際交流室長もおいでになる

紹介される安保先生

花巻市の越後国際交流室長もおいでになる

第4回 平成25年度 国際理解セミナー

  • 次 第
     

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    2.

    3.


  • 講師入場
    開会の言葉
    校長あいさつ
    ならびに講師紹介
    講 演

  • 進 行
     (ご案内





  • 中 順子
    目時 隆士
    指導官

    副校長


  • 国際交流室長
    指導監)
    目時 隆士 先生

    大森 松司 先生






  • 講 師


    演 題

  • 安 保 訓 子  先生
       岩手県立盛岡聴覚支援学校副校長
        岩手県国際理解教育研究会所属
    「駆け抜けた男
       〜フィニッシュテープのその先に〜 」
  • 4.
  • お礼の言葉
  • 生徒会長
  • 渡邉 敬介 君
  • (生徒会より花束贈呈) 
  • 菊地 光愛 さん
  • 5.
  • 閉会の言葉
  • 指導監
  • 目時 隆士 先生

  • 講師退場(ご案内 目時 隆士 指導監)

熱っぽく語られる安保先生   孫氏の複雑な思いを受け止めて聴く生徒

熱っぽく語られる安保先生

孫氏の複雑な思いを受け止めて聴く生徒

渡邉敬介徒会長のお礼のことば から

 普段の生活では知りえないことばかりのお話でした。
 孫さんの人生は,日本人としてしっかりと知らなければならないものです。現在の日本と韓国は複雑な国際問題を抱えています。
 これからの日本を作るのは私たち高校生です。問題を解決し,韓国とのより良い友好関係を築いていくためにも,過去を認識していくことがたいせつだと思いました。
 今日はお忙しいところありがとうございました。


お礼のことばを述べる渡邉君   菊地さんが花束を贈呈する

お礼のことばを述べる渡邉君

菊地さんが花束を贈呈する

☆ 第4回 平成25年度 国際理解セミナー から

 その後に,橋本遊君(2年・北上中出身)による生徒海外研修派遣事業報告会が行なわれた。橋本君の研修課題は「日本とアメリカの文化の違いを学ぶこと」であった。
 昨年10月29日(月)から11月6日(火)までの9日間の研修の中で見たもの,学んだこと,感じたことを写真とともにパワーポイントで説明した。
 日本の人気スポーツは野球やサッカーだが,アメリカではアメリカンフットボールやバスケットボールと前置きをした上で,姉妹校のレイクサイド高校のアメリカンフットボール場,そしてチアリーディングの応援や,試合後の歓喜のシーンを見せてくれた。また,授業シーンでは理科の実験の様子を動画で紹介。爆発音とともに,かぼちゃが一気にハロウィーンかぼちゃに早変わりで,みんなを驚かせていた。
 また,アーカンソー州リトルロックにある州議事堂の写真は,その大きさを示すに十分なものであった。
 最後に,この研修が自分にとっていかに貴重なものだったかを話した橋本君は,1年生に対して,もし迷っている人がいたら,研修に行くまでの間,英語をたくさん聞いて,「YES」・「NO」を答えられれば,自分の意思が相手に伝わるので,臆せずに挑戦して欲しいと話していた。
 今回のセミナーや報告会に触発され,一人でも多くの生徒たちが海外に対して目を向けてくれればと思う。


開会のことばは大森副校長   中国際交流室長が進行

開会のことばは大森副校長

中国際交流室長が進行

第4回 生徒海外研修派遣事業報告会

  • 次 第
     
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    4.


  • 開会の言葉
    報 告
    生徒海外研修
     派遣事業について
    閉会のことば

  • 進 行






  • 中 順子
    大森 松司
    橋本 遊君
    仲 順子

    大森 松司

  • 国際交流室長
    副校長
    (2年・北上中出身)
    国際交流室長

    副校長

橋本君のプレゼンテーションが始まる   パワーポイントを使って報告する

橋本君のプレゼンテーションが始まる

パワーポイントを使って報告する

トレーナーのマークを説明する   生徒も興味津々

トレーナーのマークを説明する

生徒も興味津々

生徒にクイズを出してのやり取り
生徒にクイズを出してのやり取り


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