空気も澄んできた10月15日(火),花巻市営日居城野陸上競技場を発着点として,本校の恒例行事の一つである校内ロードレースが開催された。
本来は11日(金)に開催の予定だったが,台風の影響で延期となり,台風の合間を縫って15日の実施となった。
この日は,秋季東北地区高校野球の本校の試合とも重なっており,1・2年の硬式野球部員と,駅伝の予選を控えた陸上競技部員や当日体調を崩してしまった生徒を除く全校の約8割が,男子8km・女子5kmの日居城野運動公園を中心とするコースに元気よく飛び出していった。
当日は気温もあまり高くなく,風も落ち着いており,比較的穏やかでロードレースには絶好のコンディションであった。
生徒たちは,体育の授業時間に練習を重ねてきておりレース本番に臨んだが,授業では本番の距離を走ることはできないため,距離の長さに悪戦苦闘していたようであった。途中で足を挫いてしまった生徒もいたようだが,ほぼ全員が無事ゴールインした。
男子は終始トップを走り続けた千葉真路君(2年・東和中出身)が優勝。バスケットボール部での毎日の努力がみごとに実を結んだ。また上位10位のうち7名にサッカー部の生徒が名を連ねた。
女子は,昨年2位であった高橋陽和さん(3年・花巻中出身)が初優勝を果たした。そして2位以下には,3位を除きバスケットボール部が独占した。
このロードレースを通じて,心身ともに逞しさと持久力・忍耐力を身につけた生徒諸君が,校内外で大いに活躍・飛躍してくれることを念願したい。
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