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5月23日、今年の野球部の公式試合がスタートした。迎え撃つは一関学院。初回から1点を奪われ6回まで一関学院の先発高橋投手に無安打に封じられ厳しい展開となっていった。
試合が大きく動いたのは6点差をつけられ、雪辱のコールド負けすらちらつき始めた終盤8回、沈黙していた打線が一挙に目覚めた。これこそ花巻東の底力。打者15人を送り大量10点を返す。奇跡の逆転勝利に佐々木洋監督も「こんな試合は初めて。出身地の江釣子で試合がしたくて選手にハッパをかけたのが効いた」と興奮気味だった。
続く2回戦の相手は、相性の決して良くない大槌高校。またもや初回から小刻みにリードを許し3対1のまま最終回を迎え、逆転を狙う。9回に3対3の同点に追いつき試合は延長戦に突入。延長13回、先頭打者熊谷選手(3年・小佐野中)が初球をとらえ打球は緩やかな弧を描きレフトスタンドヘ。一回戦の大逆転に続く奇跡が再び起こった。熊谷選手は八回から登板して11個の三振を奪い、許した安打は延長13回に打たれた2本のみ。最後は自らのバットで延長戦にケリをつけた。 |

チームを支えるエース小原選手 |

昨年の秋季大会優勝の盛大附高校との準々決勝は、初回に2点を先制され、じりじりと花巻東が追い上げる展開となった。5回に3対2と逆転に成功、しかし盛大附もすかさずその裏に再逆転。この試合でも花巻東は絶体絶命の窮地に追い込まれるが、いよいよ勝利への幕が開いた。最終回主将高橋選手(3年・金ヶ崎中)、代打千葉選手(3年・唐丹中)と四球と安打で無死満塁のチャンス。一死後、船越選手(3年・宮古河南中)の二塁打で7対7の同点に。四球で再び塁を埋め、最後は押し出しのサヨナラ勝利。ナインは飛び上がって喜びを表した。
初戦から奇跡的な試合をしてきた花巻東ナイン。準決勝では要所を確実に押さえ実力を発揮。不来方高校に5、6回と続けて2点を許すものの終始隙を与えない試合を推し進め、スコア5対2で決勝戦へ駒を進めた。 |

花巻東高校の強さの秘訣はあきらめない粘り強さ |

5月25日、専大北上高校相手に本校ナインは優勝を胸に試合に挑んだ。
2回に1点を先制されたが7回一挙に5点を追加しリードした。このまま逃げ切るかと思われたが、9回に追いつかれ延長戦に。両者一歩も譲らない試合は13回、専大北上赤川選手の左翼フェンス直撃の、2塁打が決定打となり勝ち越しの1点を奪われる。裏の攻撃、粘りを見せるものの残念ながら奇跡は起こせなかった。
1回戦から準々決勝まで逆転劇を演じ、決勝戦でも4点差を1度は逆転。大会を通じてチームが大きく成長したと言えよう。勝負強い打撃は優勝した専大北上にも匹敵すると思わせた大会であった。 |

決勝戦、千葉選手の同点ホームラン |
春季東北地区高校野球岩手県大会試合結果 |
一回戦 |
花巻東 10−6 一関学院 |
二回戦 |
花巻東 4−3 大槌(延長13回) |
準々決勝 |
花巻東 8−7 盛大附 |
準決勝 |
花巻東 5−2 不来方 |
決勝 |
花巻東 5−6 専大北上(延長13回) |
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