5月7日(火)から10日(金)までの4日間,平成25年度の応援歌練習が行なわれた。
応援団委員長が応援歌練習の直前まで決まらなかったが,学校のため,仲間のため,そして自分のためにと,佐々木丈君(2年B組の)が自ら応援団委員長の大役を買って出てくれた。このような大役に名乗り出る生徒が少ないなか,立候補してくれた佐々木君の心意気と勇気を讃えたい。
1年生にとっては初めての応援歌練習であるが,先輩の迫力に圧倒され,なかなか大きな声を出せない。そのため,練習の2・3日目は,今年度も1年生のみの練習を行ない,とにかく大きな声で歌う練習を積み重ねた。
1年生の練習の中で,「応援」とは何なのか? 「応援歌練習」はなぜ必要なのか? と,考える時間を作った。「頑張っている人を励まし,奮い立たせることができる人になる。そして,自らが応援される人になる。」そのために,必死になって声を振り絞り,応援歌練習に取り組むことで,それに近づくことができる。その意味を知って初めて気持ちが引き締まり,それぞれが自分のあるべき姿を想像し,それを表現しようと奮い立つ。1年生の表情が頼もしくなってきた。
そして最終日,全校生徒が揃い,新応援団委員長が全てを仕切りながら総仕上げを行なった。全校生徒一人ひとりが自覚と誇りを胸に,これまでの練習の成果をみごとに発揮した。
1年生はこの成果を高総体総合開会式で発揮し,全国に誇れる花巻東を示したいものである。
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