5月7日(月)から9日(水)までと11日(金)の4日間にわたり,平成24年度の応援歌練習が校内で繰り広げられた。
昨今の学校事情において,「応援団」の衰退が叫ばれている中,本校も同様の事情を抱えているのが現状である。学校の為に,仲間の為に,自分の為にと,心から声を張り上げて仲間の応援をすることが希薄になった今の時代,応援団に自ら名乗り出る生徒は少ない。
本校応援団は,各クラスから選出される応援団委員の生徒から成り立ち,必ずしも「応援団」になるために選ばれた生徒ではない。いうなれば,中には仕方なく委員会に入ったという生徒もいる。そんな中での「応援団」という組織は,果たして機能するのであろうか。
昨年度,本校硬式野球部の活躍により,甲子園という素晴らしい舞台で2度も応援活動をする機会を得,貴重な経験をした。しかし,残念ながら全国に誇れるような応援団活動ができずに悔しい思いをした。
このような経験を踏まえ,何とか応援団の活性化を図りたいという願いの中,今年度の応援歌練習が始まった。
声出しのリーダーとなる硬式野球部が最終日まで不在の中,今年の2・3年生の意気込みは違った。「俺たちだって出来る!」。そんな闘志が伝わってくるような声の大きさ,迫力,諦めない気持ちで応援歌練習を盛り上げた。
1年生にとっては初めての応援歌練習となったが,先輩の迫力に圧倒されてしまい,なかなか大きな声を出せない。そのため,今年度も1年生のみの練習も行ない,大声で叫ぶトレーニングから始まり,とにかく大きな声で歌う練習を積み重ねた。次第に元気な声が飛び交い,厚みが増し,あとは歌詞をしっかりと覚えるだけにまで進歩することができた。
最終日に,やっと全校生徒が勢揃いし,応援団長が全てを取り仕切りながら行なった。全校生徒一人ひとりが意識を高め,凄まじい迫力となり,これまでの練習の成果がみごとに発揮された。
吹奏楽部の演奏も素晴らしく,これぞまさしく応援歌練習の醍醐味。昨年度を上回る成果を成し遂げた。
この成果を高総体総合開会式で必ず発揮し,県下に誇れる花巻東を示して欲しい。そして,さらなる応援団の強化を図っていきたいものである。 |