高校生のスポーツの祭典,「第65回岩手県高等学校総合体育大会総合開会式」が,5月21日(火)盛岡市厨川の岩手県営運動公園陸上競技場にて開催された。
当日の天候は雲行きの怪しい時間もあったが,なんとか好天に恵まれた。県下82校から一万六千人の高校生たちが一同に集い,今週から始まる各競技の熱戦を予感させた。
本校からは,応援団として1年生198名が参加。その中からプラカード・応援団旗・優勝旗を保持する4名と,硬式野球部員20名,ソフトボール部員6名,陸上競技部員4名,バレーボール部女子10名の計44名が入場行進を行なった。
プラカードは陸上競技部の菊池葵(遠野中出身)さん。続いて応援団旗は1年D組バレーボール部男子の佐々木一帆(大迫中出身)君。水泳競技優勝旗は水泳部の齊藤優斗(東水沢中出身)君。ソフトボール競技優勝旗は菊池美咲(遠野中出身)さんが保持し,入場行進選手団の先頭を切り,母校の栄誉と誇りを示した。
そこへ,さらに続く40名の行進選手団。毎年各校が趣向を凝らし臨んでくる入場行進だが,本校は隊列の美しさと統一感に重点を置き,昼休みと放課後に練習を積み重ねてきた。本番ではその成果を遺憾なく発揮し,大きな掛け声とともに一糸乱れぬ動作と美しい隊列で,はつらつ花巻東選手団代表として,堂々と立派に行進した。
一方,スタンドからの応援団は,席が隣接する盛岡第二高等学校,盛岡白百合学園高等学校,盛岡農業高等学校とエール交換を行ない,互いの健闘を誓い合った。人数が少ないなか,応援団委員長を中心に積極的に指示を出し,例年以上に大きな声と立派な態度でまとまりのある応援を行なうことができたと思う。
いよいよ今週末から,各競技ごとに「北部九州インターハイ」を目指し,熱戦が繰り広げられる。本校選手団の健闘を心から祈る。
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