1年生が該当者になるため,新1年生の入学を待って実施されている「生徒海外研修派遣事業報告会」が,5月30日(月)午後1時45分より第1アリーナで開催された。
平成21年に第1回の生徒海外派遣研修事業報告会を実施したが,翌年は世界的インフルエンザの影響により参加を見合わせたので,今年度が第2回目の報告会となった。
今回の報告は,現在2年生の伊藤誠樹君(大迫中出身)・高橋英大君(江釣子中出身)の2名が,1月6日(木)から14日(金)まで,ホットスプリングス市やレイクサイド高校,そしてヒューストンなどで見たもの,学んだこと,感じたこと等をパワーポイントで説明した。
レイクサイド高校生との交流を深めるために,彼らは自己紹介カードを作り,またいくつかのクラブにもメッセージカードの作成を依頼し,それを持参したそうだ。
高橋君のNASA・アーカンソー州議事堂,伊藤君のヘイファー・インターナショナルの紹介は興味深いものであった。
また,高橋君は体験通学が積雪のためなくなり,その分ホストファミリーや近所のレイクサイド高校の生徒と雪合戦やソリなどをして遊んだことで,深くコミュニケーションをとることができた語っていた。伊藤君は今回の研修を通して積極性を身につけることができたと自信を持って語り,学んだことを将来に生かしていきたいと胸を張る。
ともに,海外研修により日本の文化との違いを比べることができ,改めて世界の広さを実感し,たいへん貴重な経験だったと結んだ。
今後は,従来の海外派遣研修の他に,特別進学コースの修学旅行先がホットスプリングス市となるとも聞いているので,ますます交流が深まることが期待される。 |