３年生の学年末試験が，２月８日（火）の２校時をもって終了したが，それを持って3・4校時に，全校生が一堂に会して「平成22年度 予餞会」が開催された。
　予餞会の「予」と言う字は，「前もって・あらかじめ」等の意味であり，「餞」は「餞別」の餞という字にも使われるが，「はなむけ・旅立つ人を送る」の意味がある。いよいよ社会へ巣立つ３年生を，卒業式の前に「前もって送別の会で送り，別れを惜しむ」という意味になるのであろう。
　今回の予餞会では，後輩有志によるバンド演奏や野球部のパフォーマンス，そしてDVDによる思い出上映等により，在校生が卒業生に対して感謝の意を表した。
　特にも野球部後輩のパフォーマンスは，仮装をしてダンスを踊ったが，「さすが，運動能力の高い野球部！」と思わせるようなリズム感たっぷりのしぐさで会場を沸かした。バンド演奏も１ヶ月前から練習を重ねてきたそうだが，それなりの成果が発揮されたと思う。
　卒業生にとっては，生徒会が主催するこの予餞会が，最後の学校行事となったわけが，十分思い出深いものになったことと思う。