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花巻東高等学校
第25回 平成19年度 花巻東高等学校校内主張コンクール開催 第25回 平成19年度 花巻東高等学校校内主張コンクール開催 講師:教頭 大森松司先生

発表順位 氏 名 所 属 演 題 発表時間
1番 千田夏皓 君 1年C組 バレーボールを通して 4:27

千田夏皓 君 中学校時代から始めたバレーボール。
そして高校入学し,バレーボールの楽しさ・難しさ・悔しさを体験。
みんなの支えでバレーボールが出来ることに感謝し,今後も先輩を見習い努力し続けたい。バレーボールを通して成長を図りたい,と。
 1年生ながら堂々とした発表であり,論旨構成もしっかりしていて分かりやすかった。


2番 菊池真吾 君 1年F組 人とのつながり 3:21
菊池真吾 君 祖父に勧められ,始めた柔道。それによって肉体と精神が鍛えられることになった。
 一つの出会いから充実した生活を送ることが出来,人生が開けるのでは。
 そして今,地域の方々との交流をたいせつにして自己向上につながる出会いのチャンスと,地域との交流活動にも励んでいる。
 自己の体験に裏打ちされた考え方は,語尾の歯切れの良さを生み出し,力強く,発表者のアクティブな姿勢と考え方に共感させられた。
 発表者を導いてくれるすばらしい祖父の存在に微笑ましさを感じた。

3番 葛巻大志 君 3年特組 カルマ 5:22
葛巻大志 君 聴衆に,自分の大好きなアーティストの曲を聴かせ,その詩を引用しながらすべては「因果応報」だと説く。
 人生の上で達成感・幸福感・充実感を味わおうとするのであれば努力が必要だ。「いかに取り組んだか」が,必ず結果として現れるのだ。「特に1年生よ,『がむしゃらに』頑張れ!」と檄を飛ばした。
 ラジカセ持参の発表は新鮮であり,論旨も力強くアイディアと聴衆へのプレゼンテーションは最高だった。

4番 中村周平 君 3年A組 言葉の力 ― Positive thinking ― 3:43
中村周平 君 一冊の本との出会いから「言葉」の力について学び,言葉は薬にも毒にもなるということを知った。
 ネガティブな言葉ばかりを吐いていれば,心も行動もネガティブになるし,逆にポジティブな言葉を使うことによって精神力・行動力にパワーがみなぎると説く。
 言葉には言霊(言葉の持つ不思議な霊力)があると,古くは万葉の時代から信じられてきた。
 自らを明るく励ましコントロールする場合はもちろんのこと,我々人間社会でも言葉によって他者を傷つけたりする。中村君の主張は単なる本から学んだ形而上的なものに止まらず具体的であったこともよかった。

5番 宮舘由果 さん 1年特組 天職 4:01
宮舘由果 さん ある彼との出会いから「夢」とは「叶わないもの」,「夢」に人偏を付けると「儚いもの」と教えられる。が,腑に落ちなかった。
 この疑問は未だにあるが,わたしはわたしの天職を目指して「夢」の実現のため努力を継続していきたい。
 ただ教えられたことを鵜呑みにするのではなく,疑問を持ったり自分の感性で咀嚼したりすることが大事であり,宮舘さんのものを判断する視点なり思考力なりを成長させていることに嬉しさを感じた。

6番 小原裕樹 君 1年C組 野球少年 3:47
小原裕樹 君 毎日ボールを追い続けることは簡単ではない。しかし,夢を手に入れるためには必要だ。「負けない」・「投げ出さない」・「信じ切ること」そして自分たちがプレーできるのは周りの人たちのお陰だ。感謝したい。
 完全に乗せられた。演題・内容から高校球児だとばかり思って聴いていたが,最後にどんでん返し。実はサッカー少年だと明かされた。
 もう一つの,いやクラブ活動にはそれぞれの甲子園があることを改めて知らされた思いだった。
 1年生ながらウィットに富んだ論旨であり,表現にポエムを感じ,好感が持たれた。

7番 古舘昂樹 君 2年D組 人生 4:09
古舘昂樹 君 「人は,何故生きるのだろう?」という疑問から自分の考えを展開させ,自己を内省的に分析し,さらに自他の問題へと発展させて人間関係に至り,その原点は「あいさつ」も重要な要素だとした。
 一度の人生に全力でチャレンジし,自分を生んでくれた親に,そして周りの人たちに感謝しながら生きていきたいと締めくくった。
  青春時代の象徴的疑問「人は,何故生きるのだろうか?」と煩悶を繰り返すことは大人への成長の証し。「二十歳のエチュード」の原口統三はじめ若者は,この問いの答えを探し求めるべく血みどろの葛藤に苦しむのだ。

8番 鈴木大輝 君 2年A組 生徒会に入って 4:57
鈴木大輝 君 内気な性格が,ある出会いから変わった。それは生徒会役員としての活動からだった。未知の世界が自分にとって大きなチャンスとなる。みんなにも自己改革のチャンスが平等に転がっているはずだ。あとはそれを拾うかどうかだと言い切る。
 発表者の述べるとおりで,自己改革・自己成長のチャンスは結構あるものだ。今の自分より,もう一歩前へ踏み出そう。光明はそこにあるのだ。

9番 高橋奈生子 さん 2年特組 新花巻市に思うこと 4:28
高橋奈生子 さん 平成の大合併により誕生した新花巻市。
 地域行政の役割とは。広域合併によるひずみと改善部分とは。そしてそこに暮らす一市民としての責務とは何か?
 高校生としては,大きな,それでいて身近な問題でもある地域行政に,よくチャレンジしたと思う。強いもの・大きなものに巻かれたり流されたりしないで敢然と立ち向かおうとする若者らしいはつらつとした姿勢がうかがえ感動した。
 各地で繰り広げられた平成の大合併だったが,緻密な調査のもと行政と市民との関係について改めて考えさせられる糸口をつくってもらった思いがした。

10番 菊池優花 さん 1年A組 励まされる言葉 3:40
菊池優花 さん 自分で選んだ道 ― 陸上競技 ― ,もちろん辛く止めたいと思うときもある。
 しかし,そんなとき自分を励ましてくれるのはある曲の歌詞のあるフレーズ。
 逃げたり諦めたりするのは一瞬。弱い自分に打ち勝たなければと自分の心を鼓舞する。
 芯の強い人だと感じた。そして,聴衆に元気を与え共感させた。
 菊池さんは,陸上競技にかかわらず自分で決めたことは最後までやり遂げることの出来る人に違いない。

11番 川村佳祐 君 3年B組 Believe 〜 信じること 〜 4:21
川村佳祐 君 今,取り組んでいる野球。そして,野球を続けてきて素晴らしい指導者たちとの出会いによって野球のみならず人生の生き方を教えられている。
 「みんなを信じ,自分を信じて大会に臨みたい。『試合まであと25日』」
 最後が印象的であった。「試合まであと25日」という体言止めは,内容の素晴らしさとともに言いしれぬ余韻が残った。

12番 佐々木李紗 さん 1年B組 思想の制限 行動の自由 4:47
佐々木李紗 さん 思想に制限があったらどうだろう? 
 行動がすべて自由であったらどうだろう?と,聴衆に問題を提起し,思想と行動そして自由とは?規制とは?と,人間がソーシャルパブリックな存在であるということを考えさせた。
  内容・論旨の構成・歯切れのよい語尾等,高校生としてレベルの高い主張であり,感心するとともに発表者には大いなる将来性を感じた。

13番 山蔭祥太 君 3年E組 走り始めたMy Revolution 4:23
山蔭祥太 君 殻の中に閉じ籠もっていた自分を変えた体験談。
 行動に移すことがスタート。そして目標を持って挑戦し続けることによって自己変革がなされ,成長がある,と。
 力強く堂々とした発表で,さわやかな一陣の風が会場を吹き抜けた感がした。

14番 米澤隼希 君 2年E組 挑戦 4:05
米澤隼希 君 高校進学,その決め手となったのは中学時代に見た花巻東の逆転野球だった。入学と同時に野球部に入部して,現在勉学と野球に対して二つの目標を立て毎日挑戦の日々を送っている。
 自らの夢の実現に向けて,これからも挑戦し続けたいと。
 文武両道を目指す本校にとって,米澤君と同じ考えや同じ境遇にある生徒は多いはず。勉学にクラブ活動に思いっきり励んで欲しい。くじけそうになることも,辛くて逃げ出したくなることも,きっと必ずあると思う。しかし継続・挑戦し続けることだけが自分の将来のバックボーン(財産)となってその後も遺るのだ。

15番 押切喬平 君 1年E組 地球 5:42
押切喬平 君 現在,好むと好まざるとにかかわらず自分たちを取り巻く問題として環境問題がある。化石燃料が枯渇したらどうしよう。居ても立ってもいられず化石燃料が人工的に作れないものかと考えた。と切り出し,聴衆の関心を奪ってからの論旨の展開はよかったが,やや練習不足か。
 一人ひとりがもっと意識して行動しなければその日を早めることになる。
 本校は「地球環境を考えEco- Schoolを目指します。」を合い言葉に環境教育にも力を入れているわけで,生徒・教職員一人ひとりの実践が大事である。
 ゴミを出さない・ゴミの分別・再使用・再生利用,そしてビニール袋は断り,割り箸を止めマイ箸を使おう。今日からできる。

16番 高橋あゆみ さん 1年C組 大切な人 4:21
高橋あゆみ さん 大切な人,それは祖母。突然襲ってきた永遠の別れ。急逝した祖母への思いを切々と語り,今できることは今行動に移さなければ間に合わないと,人間の世の諸行無常とボランティア精神を説いた。
 高橋さんの優しさを十分に感じることの出来る論旨であった。これからも,他へのかけがえのない無償の愛を周りの人々へ発信し続けて欲しい。世の中が,そこからきっと変わっていくはず。

17番 藤原匠悟 君 2年C組 インターハイに向けて 3:10

藤原匠悟 君 夢の春高バレー全国大会出場。そのため,苦しさにも耐えコーチングキャラで鍛え上げ臨んだ県予選決勝。2セット先取して勝ちを手中に入れておきながら自分のミスからまさかの逆転負け。その悔しさをバネに,「お前なら出来る」という言葉に励まされ,改めて全員の目標を定めて取り組んだ県高総体。そして逆転による悲願の初優勝。
このサクセスストーリーを知らないものは本校にはいないはずである。よくぞやってくれた。まさに感動だ!
日々の努力が,いかにたいせつかと言うことを身近で証明してくれた藤原君をはじめバレーボール部の諸君に大賛辞を贈る。おめでとう !


18番 佐々木康輔 君 1年D組 世界を救わない『ま,いっか』 3:41
佐々木康輔 君 地球環境破壊はどこから?
 ポイ捨てする人の精神は?
 公共人としてのマナーはどうあるべきか。
 パラドックスも交えながら,環境破壊が人間の仕業であることを考えさせる。
 最後に,「これも,私たちの時代のことであり,私たちの問題です。」と結んだ言葉が重く,聴衆に対するだめ押し的問題提起がなされると同時に,一人ひとりの心に印象深く残ったはずだ。演題と内容のマッチングは完璧。

19番 高橋佳代子 さん 3年C組 今という時間は今しかない 5:08
高橋佳代子 さん 弓道という部活動と,生徒会役員活動の両立というはざまで苦しんだ体験。
 どちらか一つにしようと思い悩んだが,あるとき「このまま逃げていいの?」という友人の忠告で目覚め,今ではその両方が自分の宝物になった。
あのとき,自分に負けないでよかったと回想した。
 誰にでも訪れる岐路。そんなとき友人のアドバァイスによって救われるこ とがある。友人とはかけがえのないありがたい存在だ。今こそ,真の友情を育て一生の友人とめぐり逢って欲しい。
 聞きやすいテンポと抑揚,練習の跡が伺われ素晴らしい発表だった。


全 体 的 講 評
 昨年,本校は前身の学校創立から起算して50周年を迎え,各種の祝賀の行事を行なった。
そして,今年は「花巻東高等学校」と名乗って4半世紀の25周年を迎える。その記念すべき年,そして花巻東高等学校創立とスタートを同じく する伝統ある「花巻東高等学校 校内主張コンクール」は,1年も欠かさず今日まで伝えられてきた。おそらく今となっては県内の高等学校では伝えられていないのではないだろうか。
 さて今大会,昨年に比して格段のレベルアップを見せた。各クラスから選出された発表者19名の主張を聴かせてもらったが感動した。最初から最後まで鳥肌が立つような思いだった。
 内容が充実していたから聴衆の聴く態度も良く,今大会はみんなで作り上げたまさに25周年を記念すべき素晴らしい大会だったと言えよう。以下,気付いたことを羅列する。

*  内容・テーマ等がバラエティーに富み,グローカルでありハイソサエティーであった。
*  論旨の構成がすべてレベルアップし,ウィットに富んだもの,文末の表現工夫,歯切れの良さ等,それぞれ持ち味を生かそうと工夫の跡が感じられた。
*  オーソドックスな発表題の並ぶ中に,若者らしい工夫と意気込みの感 じられるものも多くあった。
*  当然のことながら人前での発表であるわけで,ほとんどの発表者において事前の練習がなされていたように思う。
*  聴衆に聴いてもらえるようマイクの使い方なり音量,そして表現の上では話す抑揚・スピード等,概ね良好であった。
*  それぞれが体験をもとに発表しており,取り組んでいるのは自分で あるが,異口同音に周りの理解や援助によって今の自分があるのだと感謝の気持ちを表現していた。
 また,事務局から発表者や発表題を紹介された際,「はい」と返事をして応えるすがすがしさに「感謝・報恩・奉仕・勤勉・進取」の本校の「建学の精神」や「校是」が生徒個々に浸透していることを感じ取ることが出来てたいへん嬉しく思った。
*  最後に若干苦言を呈すとすれば,発表時間の短い生徒があったが, 制限時間が5分であれば原稿用紙3枚半強がちょうど良いはず。今後それを目安にして論旨をまとめて欲しい。
 発表の際,最初に演題を述べる発表者が居たが,それは不要であるし,原稿をただ単に読んでいる発表者もいた。聴衆に自らの主張を理解してもらうためには,当然気持ちを込めて語って聴かせなければ効 果はないのである。

   最後に,今大会の発表を聴いて,みんなの今後に前途有望なもの を力強く感じたことを述べて終わりとする。

諸注意を述べる審査副委員長の伊藤先生
諸注意を述べる審査副委員長の伊藤先生
出番を待つ発表者
出番を待つ発表者
各クラスから選出された審査員の真剣なまなざし
各クラスから選出された審査員の真剣なまなざし
会場の全体風景
会場の全体風景
同世代の者が「今,何を考え行動しているのか」耳を澄ませて聴き入る。
同世代の者が「今,何を考え行動しているのか」
耳を澄ませて聴き入る。
講評を述べる大森教頭先生
最後に講評を述べる大森教頭先生

関連行事
第30回 平成24年度校内主張コンクール 各賞受賞者表彰式行なわれる(平成24年12月25日)
多岐にわたるテーマで自らの思いを堂々と主張する(平成24年9月27日)
自分の意思を,自分のことばで主張する  校内主張コンクール開催される (平成23年10月6日)
校内主張コンクール表彰式が開催される(平成22年12月22日)
文化の薫り高く東翠祭とともに校内主張コンクール開催される(平成22年9月25日)
自らの思いをつたえよう 校内主張コンクール開催される(平成21年)
第25回 平成19年度 花巻東高等学校校内主張コンクール開催されました。(平成19年6月27日)
今年で第24回を迎えた校内主張コンクール。各クラスの代表が,全校生徒の前で発表しました。(平成18年6月)



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