今年も,中学生にとっては試練の時期がやってきた。
公立高校の入学試験に先立って実施される私学の入試。本校も1月15日(水)の一般入試に先立って,1月12日(日)にはチャレンジ入試・推薦入試・調査書入試の3種類の試験が実施された。
チャレンジ入試には103名が,まさに本校の奨学支援制度の給付を獲得するためチャレンジした。また,推薦入試は基本的生活習慣を身に付け,向上心に燃え,心身ともに健康で各中学校の校長先生の推薦を得た生徒にのみ受験資格が与えられ,今年は109名が応募した。そして調査書入試も5教科3ヵ年の評定平均値が3.0以上の生徒(アスリート特進コースのみ3.5以上)が対象となっており357名が受験し,いずれも厳しい関門である。
そして一般入試は,今年度も本校会場ほか県内8つの地方会場において実施された。心配された降雪量はそれほどではなかったものの,温度計では氷点下9度と冷え込む中,昨年より46名多い819名で,延べ1,388名の志願者が240名の定員に入るべく,15の春の登竜門突破に挑んだ。
15日の一般入試では,緊張した面持ちの受験生が午前8時50分からの国語を皮切りに,数学・社会そして昼食をはさんで英語・理科の学科試験,その後には集団による面接試験があり,ほぼ午後4時前後までかかる長丁場を乗り切った。そのけなげな姿を見ると,心から良い結果がもたらされることを祈りたい気持ちになる。
なお,入学試験の合格発表は,1月21日(火)午後4時に本校の玄関前に掲示するとともにホームページ上にも掲載する予定である。
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