54年目にして，輝きを増す始業式

　センバツ甲子園大会準優勝の熱気をそのまま引きずり込んで，さらなる花巻東の躍動を予感させるべく，平成21年度が4月6日（月）に始まった。
　始業式に先立って新任式が行なわれたが，本年は新たに３名の先生方をお迎えした。

壇上の新任の先生方が紹介される


佐々木修子先生（家庭・情報科〉		飛澤絵里（国語科）

次　第
１．開式のことば　　　　大森教頭
２．新任者紹介　　　　小田島校長
３．新任者あいさつ
４．閉式のことば　　　　田中教頭

滝沢宏幸先生（国語科）

　今日から，21年度のスタートだ。
　今春は，センバツ出場で，学校創立54年目の春は，特にも輝きを増した春である。
　野球部の選手は頑張った。日本で２番目の成績である。感謝して労をねぎらいたい。
　また，甲子園に駆けつけた応援団，そして選手と，学校が一体となった瞬間であった。（花巻）東の力量を，全国に示した瞬間だった。
　本校の教育の根本は，人間作りにある。理想に燃えた創立者が，建学の精神として人間として最も大事ことを掲げ，それを身に付けさせる教育に，本校は徹しているのである。その教育の成果を，野球部の生徒が実践し，示したのだ。
　逆転などと言うのは，力量だけでできるものではない。底知れぬ精神力が必要であり，人間として成長した結果のことである。
　学習活動も，野球部に見習って欲しい。（中略）
　苦しみ・困難を乗り越えることにより，人生の勝利者になれる。今年度は各自が目標を立てて歩みを進めて欲しいが，私より具体的努力目標を示す。
　１．学習の充実　―　授業態度・皆勤で
　２．生活態度　　―　校則厳守・整容に意識を高める
　　　　　　　　　　　（野球部の生徒は，誰一人として眉毛をいじっていない）
　３．環境の美化　―　ゴミを捨てない・拾う
　一人ひとりが，今回の名誉を背負っている。（後略）

平成25年度花巻東丸出航す（平成25年4月5日）
新進気鋭の先生方をお迎えして栄光への歩となる平成24年度が始まる（平成24年4月6日）
「逆転の花巻東」を期し，平成23年度新任式・始業式行なわれる（平成23年4月6日）
さらなる挑戦新年度へエネルギッシュに歩み出す（平成22年4月6日）
努54年目にして，輝きを増す始業式（平成21年4月6日）
さらなる栄光への旅立ちいよいよ平成20年度始まる（平成20年4月7日）