本校は,「日々の小さな積み重ねが,しいては大を為す」ということを教え諭す二宮金次郎尊徳先生の像を校門前に建立し,先生の勤勉思想・報徳思想等を積極的に顕彰して教育実践に取り組んでいる。
そして,その主要事業として,本校の創立記念日に合わせ,記念行事を実施している。本年も創立記念日である5月15日(金)午前9時45分より,第1アリーナにて学校創立記念行事「第4回 平成22年度 二宮金次郎セミナー」を開催した。
今年も講師には,岩手県報徳会より迎え,今回は副会長の林邦雄先生にお越しいただいての実施となった。
林先生は,「報徳の教えに感銘して50年 ―金次郎時代をヨーロッパと比較― 」と言うテーマで,約70分間ご講演なされた。金次郎が生きていた時代の背景から,民衆の救済に取り組んだ和洋の代表的人物,そして当時の指導者としての理念,さらにはそれらが後世にどう定着していったかという例として,新渡戸稲造の「UNIONN IS PAWER(団結は,力なり)」を引かれて分かりやすく説明なされた。
最後に,まとめとして「いつの時代にあっても,重視すべきは『積小為大』の実践である」と結ばれたが,まことに見識豊かな内容と構成であり,ただただ魅了させられた。
これを励みとして,毎日の10分間の朝読書も,さらに充実したものにして欲しいし,寸暇を惜しんでの勉学なり,諸活動なりに取り組んで,それぞれの「立志 夢実現」に邁進して欲しいと思う。
なお,今回も講演会終了後には講師の林先生を囲んで,参加された岩手県報徳会の方々はじめ二宮金次郎信奉者ならびに学校関係者約30名で「ミニ金次郎サミット」も開催された。 |