男子生徒を収容する寄宿舎「雄風寮」の地鎮祭を行なったのは,小雪の舞った1月26日(火)であった。それから3週間,工事が急ピッチで進み,いよいよ2月18日(木)午後4時30分より関係者が集まって上棟式が行なわれた。
上棟式の前に,地元花巻市北笹間の大乗神楽が四方を祓い清め,式場へ。
昨年9月30日(水),アラブ首長国連邦の首都アブダビで開催された国連教育科学文化機構(ユネスコ)の会議において,花巻市の早池峰神楽が第1回世界無形文化遺産として登録された。それに呼応して,文化を創造し生徒にその価値を教える学校としてそのことを喜び,示す方法はと考えられていた照井理事長先生の発案で,今回の上棟式に祈祷をお願いした。
北笹間大乗神楽は山伏神楽の一種であり,旧和賀地方にのみ伝わるもので修験的性格を強く示すものとされている。修験者である山伏が加持祈祷のために舞い,権現様は蛇の化身で耳が無く,印の結び方などにも修験の呪法の名残りがみられ独特である。
増築なる「雄風寮」はもちろんだが,本校が,そしてそこで学ぶ生徒が,ますます学力が伸び,健康で活躍でき,繁栄するようご祈祷いただいた。
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