冬の厳しい寒さが一段落し,春の暖かさも感じられる中,「平成25年度 花巻東高等学校 終業式」が,3月19日(水)午前10時に第1アリーナにて行なわれた。
例年のことであるが,終業式が始まる前には,実用英語技能検定の合格者に対する合格証の伝達式が行なわれた。
さて,終業式では小田島校長先生より,今年度の生徒の活躍ぶりを振り返り,硬式野球部の目覚ましい成果について列挙された。さらに,ソフトボール部・陸上競技部・水泳部なども全国大会で活躍する選手をたくさん輩出したが,このような誇らしい仲間が学内にいることを全校生徒の励みとしてもらいたいと続けられた。さらには例年以上に,書道部や美術部による文化部の活躍も顕著であり,素晴らしかった。この勢いを,来年度にもつなげていってもらいたいと述べられた。
しかし,学習面においてはまだ課題が残っており,高校生としての本分を忘れないでもらいたいと。進路を実現するためには学習の積み重ねがたいせつであると述べられ,人間は無限の可能性をもっており自分の改善点を見出しながら,新年度を迎えてもらいたいと,文武両面での飛躍を期待された。
なお,終業式の終了後には恒例となっている職員講話が実施され,進学指導課長の森橋先生からは,部活動において全国大会で活躍しながら,公立大学への進学を果たした生徒を例に挙げられ,進学に向けて必要なこと等を説かれた。また,生徒指導部長の伊藤先生からは市内で発生している事件についての注意が喚起され,春季休業中の生活の仕方と身の安全について話された。
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